...突然目の前が真青になった...
...彼女の目が真青な澄んだ色をしている...
...真青な空に白い雲が浮かんでいた...
...事故現場に行くと、真青な顔の人がたくさんいた...
...ひと夏の思い出が、青春真っ盛りの時期だったので、今でも思い出すと心が真青になる...
...「どうかしたの、真青な顔だ、気分でも悪い?」「え、少し疲れたからでしょう」「そう、前のはまき子さんと叔父さんだろう」「ええ」階段を降りて入口を出ようとする所で叔父と田島は挨拶を交わした...
伊藤野枝 「わがまま」
...真青になって思わず呟いた...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...真青(まっさお)になって...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...夫は真青になって...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「恐怖の幻兵団員」
...あの女給さんが、真青になって、人殺し! 人殺し! なんて云わなかったら、こんな大騒ぎにもならなかったんだし――』『それや仕方がないわ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...そして娘の真青な顔に凝と見入りました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「妖影」
...さっきから空の大半は真青(まっさお)に晴れて来て...
永井荷風 「すみだ川」
...真青な空が思いのほか間近く...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...真青に成つて怒るよ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...よく真青に雲なく晴れわたつた夏空で...
正岡容 「吉原百人斬」
...白い蝶は肝を潰して真青になつて後も見ずに逃げ出したが...
正岡子規 「蝶」
...真青になってふるえながら拝みました...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...(圭子に)なんだよ?圭子 (真青になって...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...野宮光太郎の鋭い相貌が真青な光を帯びてそこに笑つて居た...
村山槐多 「殺人行者」
...夫婦は忽ち真青になってひれ俯した...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...真青になってガラリと箸(はし)を投げ出してしまった...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...真青になって両手を上げた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...甲谷の首を締めつけつつ慄えているオルガの顔が真青になって来た...
横光利一 「上海」
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