例文・使い方一覧でみる「口添え」の意味

...みんな奥様のお口添えがあったからでして... みんな奥様のお口添えがあったからでしての読み方
大阪圭吉「幽霊妻」

...フランシスとあべこべの精神の持主のお口添えでは... フランシスとあべこべの精神の持主のお口添えではの読み方
リットン・ストレチー　Lytton Strachey 片岡鉄兵訳「エリザベスとエセックス」

...「――ねえエ」と細君は口添えを促すように再び言ったが... 「――ねえエ」と細君は口添えを促すように再び言ったがの読み方
高見順「如何なる星の下に」

...こいさんの手へ渡るように口添えをして上げてもよい... こいさんの手へ渡るように口添えをして上げてもよいの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...スポールディングは横から口添えをしてくれました... スポールディングは横から口添えをしてくれましたの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「赤毛連盟」

...自分が口添えして縛らせたような気がして... 自分が口添えして縛らせたような気がしての読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...――銭形の親分さんのお口添えがありましたそうで... ――銭形の親分さんのお口添えがありましたそうでの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...八五郎の口添えで... 八五郎の口添えでの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...あなたが口添えをしてくださると約束されましたし... あなたが口添えをしてくださると約束されましたしの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「本命馬」

...黒田長官さんの呼吸（いき）のかかったという羽振りのよい堀大主典の口添えによって有利にとらえようとする――そういう場合の... 黒田長官さんの呼吸のかかったという羽振りのよい堀大主典の口添えによって有利にとらえようとする――そういう場合のの読み方
本庄陸男「石狩川」

...真壁の仙太郎親方に口添えをしていただいて軍夫でも雑役でもよいから加えていただきたいといったからな...
三好十郎「斬られの仙太」

...報道部のどなたかにお口添えを願って... 報道部のどなたかにお口添えを願っての読み方
三好十郎「猿の図」

...山本為三郎氏等の口添えもあって大原孫三郎翁から民藝館建設のため金十万円の寄付を受け...
柳宗悦「四十年の回想」

...いつも宅へ来ていた若い和尚さんの口添えで... いつも宅へ来ていた若い和尚さんの口添えでの読み方
柳田国男「故郷七十年」

...医師の口添え右から左と... 医師の口添え右から左との読み方
夢野久作「ドグラ・マグラ」

...ご前よしなにお口添えを願っておきまする」と... ご前よしなにお口添えを願っておきまする」との読み方
吉川英治「剣難女難」

...ご舎弟さまのお口添えもなくてはかなわずと存じますので」昼寝のあとのせいか...
吉川英治「私本太平記」

...烏丸家の口添えで... 烏丸家の口添えでの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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