...残していくのは危ういと思えたからだ...
東健而訳 大久保ゆう改訳 「瀕死の探偵」
...蟻田博士のため危ういところを救われ...
海野十三 「火星兵団」
...動物の一生涯の中で最も弱く最も危うい時期はすなわち幼時であるにかかわらず...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...ちょうど危うい時であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...女の笑うときは危うい...
夏目漱石 「薤露行」
...もう危うい...
夏目漱石 「野分」
...危うい欄干に凭れるように...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...――大敵だ! なるほど、門倉や間柄から聴かされていた通り、こやつまざまざと、わが目で見ねば信じ難いほどの業師(わざし)――油断すれば、こちらが危うい...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...危うい命の老人が持っていまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...知られていたことによる自分の危うい立場を考えて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...自分の危ういところを...
吉川英治 「三国志」
...「なぜお引受けにならなかったのですか」「恩をうけた人の危ういのを見て...
吉川英治 「三国志」
...危ういこと実に見ていられない...
吉川英治 「三国志」
...危うい哉(かな)だ――相手は若将ながら徳川家康...
吉川英治 「新書太閤記」
...あわや危ういかとさえ思われた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...自分の心が危ういのだ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...危うい事にも思われる...
吉川英治 「源頼朝」
...これは危ういお人...
吉川英治 「宮本武蔵」
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