...甘い南京豆が好きです...
...スーパーで南京豆を買いました...
...南京豆は健康に良いそうです...
...南京豆は手で割らないと食べられません...
...お菓子作りに南京豆を使用することがあります...
...靴足袋、玩具、甘蔗の茎、貝釦(かいボタン)、手巾(ハンカチ)、南京豆、――その外まだ薄穢い食物店が沢山ある...
芥川龍之介 「上海游記」
...先客の喰荒らした広東豆(南京豆のこと)の殻が気味悪くつぶれて音をたてた...
有島武郎 「星座」
...薑(しょうが)パンと南京豆とをムシャムシャやり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...南京豆ほどの魔が跳(おど)るものと見える...
泉鏡花 「薄紅梅」
...両腕に抱えていたサンドウィッチだの南京豆だのを...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...駄菓子屋(だがしや)の店先などに丸い笊(ざる)の中に打ち重ねて盛りあげられた南京豆の三角形の紙袋を見ると買わずには通り過ぎることが出来ない位でした...
海野十三 「三角形の恐怖」
...まるで大きな南京豆(ナンキンまめ)を縦にしたような形をしていた...
海野十三 「地球発狂事件」
...たかが南京豆をかじりながら...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...虫喰みたるサラドの葉いかがわしき牛乳入の珈琲は煙草よりも衛生に害あるべく蕎麦鮓汁粉南京豆を貪って満腹の(おくび)を吐くは所謂「考えさせる劇」を看て大に考えんとするに適せざるものなり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...皮付南京豆の極めて小さいの...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...背中の擽つたい南京豆を振り落してしまはなければならない...
牧野信一 「痴酔記」
...アトで小父さんがうんと美味しい南京豆買ってやるからな」「この馬鹿野郎...
正岡容 「圓太郎馬車」
...宅では南京豆入のライスカレーを拵える事もありますが今日は一つ印度風のライスカレーをお話し申しましょう...
村井弦斎 「食道楽」
...よく炒れた南京豆を冷(さ)まして手で揉(もむ)と渋皮は楽に剥けますがよく炒れないと剥けません...
村井弦斎 「食道楽」
...僕は今小山君の処で南京豆のお汁粉というものを腹一杯食べて来た」主人「あれを遣(や)ったかえ...
村井弦斎 「食道楽」
...味も大層結構だが奥さんこれはどうします」妻君「それは最初南京豆の厚皮を除(と)って渋皮のままザッと湯煮て擂鉢(すりばち)の中でその豆を米を磨(と)ぐように磨ぎますと渋皮が剥(む)けます...
村井弦斎 「食道楽」
...脂肪四割四分にていずれも南京豆より蛋白質の割合少しく劣れり...
村井弦斎 「食道楽」
...南京豆(ナンキンまめ)にキャラメル」と売り歩き...
山本周五郎 「青べか物語」
便利!手書き漢字入力検索