...彼女は利発な人で、いろいろなことをうまくできる...
...利発さは仕事の面接などで評価されることがある...
...彼は利発な商売人で、多くの利益を上げている...
...幼い頃から利発だったため、成績も優秀だった...
...利発な発想で問題を解決することができる...
...なかなか利発な子だったので学校にあげた...
モオパッサン 秋田滋訳 「親ごころ」
...御利発とは少々申し兼ね候へども...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...この少女なかなか利発もので生徒を驚かしていた...
石原莞爾 「戦争史大観」
...女は男がどんな利発な目付をしてゐようと...
薄田泣菫 「茶話」
...ぼくより健康で利発な三ツ上の姉なぞ...
田中英光 「さようなら」
...しかし『永代蔵』中の一節に或る利発な商人が商売に必要なあらゆる経済ニュースを蒐集し記録して「洛中の重宝(ちょうほう)」となったことを誌した中に...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...その利発そうな顔...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...きわめて怜悧(れいり)で利発だったので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...利発でも――」「駄講釈師の知ったことではない」「ところが...
直木三十五 「南国太平記」
...私たちはまだ見なければならないものがたくさん残っていたので――哈利発(ハリハ)の墓...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...素顔の伊代の方が利発そうで...
林芙美子 「帯広まで」
...男振(をとこぶり)にがみありて利発らしき眼(まな)ざし...
樋口一葉 「大つごもり」
...利発で機転のきく脳細胞がもう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...利発です、頭もこまかい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼らが生れつきの利発さにおいて又その正しさにおいて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...利発な子供であったらしい...
柳田国男 「故郷七十年」
...その娘がまたなかなかの別嬪(べっぴん)の利発もので...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...そのたわけを家中の人が分別者利発人とほめる...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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