...傍若無人にゴム毬(まり)をついていた...
芥川龍之介 「本所両国」
...ゴム毬(まり)の弧線のような肩は骨ばった輪郭を...
有島武郎 「或る女」
...ゴム毬(まり)のように...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...まるでゴム毬(まり)のように飛びあがったような気がしたくらいの...
海野十三 「火星兵団」
...そのゴム毬の半分みたいなものを...
海野十三 「火星兵団」
...ゴム毬が転がるように...
海野十三 「火星兵団」
...胴はゴム毬(まり)のようにはずみながら...
海野十三 「火星兵団」
...ゴム毬のやうに輕い子供である...
海野十三 「恐怖について」
...元のゴム毬位の大きさになり...
海野十三 「新学期行進曲」
...ゴム毬のように一つポーンと跳ねかえり尚もそのまま滑走を続けると思われたが...
海野十三 「地球盗難」
...「無駄をいわねえで全速力でやれッ」子分は見る見る面をゴム毬(まり)のように膨(ふく)らませたと思うと...
海野十三 「地中魔」
...フートボール用の大きなゴム毬(まり)に素足を載せながら...
谷崎潤一郎 「細雪」
...娘はもう父の事を忘れてしまつてゴム毬を衝いてゐる...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...娘はゴム毬を持つた手を背中に廻して...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...小さいニノチユカがゴム毬を抱いて走つて来て...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...ゴム毬も買いあたえた...
火野葦平 「花と龍」
...黄色の小さなゴム毬のやうなものが草の中をぴよんぴよん跳ねてゐるのに...
堀辰雄 「雨後」
...ゴム毬のゴムがなくなってしまった淋(さび)しさ...
柳田国男 「母の手毬歌」
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