例文・使い方一覧でみる「冥々」の意味


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...実に大浦の武士道を冥々(めいめい)の裡(うち)に照覧(しょうらん)し給う神々のために擦られたのである...   実に大浦の武士道を冥々の裡に照覧し給う神々のために擦られたのであるの読み方
芥川龍之介 「保吉の手帳から」

...ましてや神々しきを敬(うやまへ)ば霊威(れいゐ)ある冥々(めい/\)の天道(てんだう)は人の知を以てはかりしるべからず...   ましてや神々しきを敬ば霊威ある冥々の天道は人の知を以てはかりしるべからずの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...冥々裡(めいめいり)に於て予を恵みたるかを覚えたり...   冥々裡に於て予を恵みたるかを覚えたりの読み方
関寛 「関牧塲創業記事」

...あたかも冥々隠々裡に一の大将ありてこれを指揮したるがごとく...   あたかも冥々隠々裡に一の大将ありてこれを指揮したるがごとくの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...これみなその先達の諸子が冥々(めいめい)黙々のうちに当時の大勢より支配せられたるを知るべきなり...   これみなその先達の諸子が冥々黙々のうちに当時の大勢より支配せられたるを知るべきなりの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...されば今日のわが清鮮爽快なる日本の新天地においてすらなお旧分子の冥々隠々裏(り)に飛揚跋扈(ばっこ)の威勢を逞しゅうするもまたゆえなきにあらざるなり...   されば今日のわが清鮮爽快なる日本の新天地においてすらなお旧分子の冥々隠々裏に飛揚跋扈の威勢を逞しゅうするもまたゆえなきにあらざるなりの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...また冥々(めいめい)の裡(うち)にこれを察するを得べし...   また冥々の裡にこれを察するを得べしの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...読むと冥々のうちに真似(まね)がしたくなるからやめた...   読むと冥々のうちに真似がしたくなるからやめたの読み方
夏目漱石 「薤露行」

...冥々(めいめい)のうちに自覚したからである...   冥々のうちに自覚したからであるの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...出せなければ楽しむ訳に参らんからやむをえずこの過程を冥々(めいめい)のうちにあるいは理論的に覚え込むのであります...   出せなければ楽しむ訳に参らんからやむをえずこの過程を冥々のうちにあるいは理論的に覚え込むのでありますの読み方
夏目漱石 「創作家の態度」

...自分でもこの弱点を冥々(めいめい)の裡(うち)に感じていたのである...   自分でもこの弱点を冥々の裡に感じていたのであるの読み方
夏目漱石 「それから」

...二人は二人に特有な因果関係を有(も)っている事を冥々(めいめい)の裡(うち)に自覚していた...   二人は二人に特有な因果関係を有っている事を冥々の裡に自覚していたの読み方
夏目漱石 「道草」

...この点(てん)から見ると主人の痘痕(あばた)も冥々(めいめい)の裡(うち)に妙な功徳(くどく)を施こしている...   この点から見ると主人の痘痕も冥々の裡に妙な功徳を施こしているの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...以て冥々(めいめい)の間に自家の醜を瞞着(まんちゃく)せんとするが如き工風(くふう)を運(めぐ)らすも...   以て冥々の間に自家の醜を瞞着せんとするが如き工風を運らすもの読み方
福沢諭吉 「日本男子論」

...かかる改宗を余儀なくせしめたる官公吏の罪冥々裡(めいめいり)にはなはだ重し...   かかる改宗を余儀なくせしめたる官公吏の罪冥々裡にはなはだ重しの読み方
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」

...御壇ノ帳(とばり)の蔭に冥々(めいめい)と立ち並んでいる先祖代々の位牌の御厨子を...   御壇ノ帳の蔭に冥々と立ち並んでいる先祖代々の位牌の御厨子をの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...冥々(めいめい)たる真の闇が...   冥々たる真の闇がの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...冥々昏々(めいめいこんこん)...   冥々昏々の読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「冥々」の読みかた

「冥々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「冥々」


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