例文・使い方一覧でみる「全き」の意味


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...この游心帳は綴ぢも全き物...   この游心帳は綴ぢも全き物の読み方
小穴隆一 「二つの繪」

...恩威竝び施して男子の徳全きを得べきなり...   恩威竝び施して男子の徳全きを得べきなりの読み方
大町桂月 「日月喩」

...史家の全き心生活を以てその何れにも対することによって...   史家の全き心生活を以てその何れにも対することによっての読み方
津田左右吉 「歴史の矛盾性」

...はじめて全きを得るのである」(三〇六頁)とされたやうに...   はじめて全きを得るのである」とされたやうにの読み方
時枝誠記 「国語学と国語教育との交渉」

...ただの一語として人生にその全き意味をもってるものはない...   ただの一語として人生にその全き意味をもってるものはないの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...思想家は全き自由を得...   思想家は全き自由を得の読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...絶対に現実を描くべしとや? 誰か全き現実を捉え得べき...   絶対に現実を描くべしとや? 誰か全き現実を捉え得べきの読み方
中島敦 「光と風と夢」

...「あれが彼等の云ふ全き人なのであらうか...   「あれが彼等の云ふ全き人なのであらうかの読み方
「修道院の秋」

...全き自己と自己實現とを捧げて...   全き自己と自己實現とを捧げての読み方
波多野精一 「時と永遠」

...物の領域は全き存在の世界に及ぶといふべきである...   物の領域は全き存在の世界に及ぶといふべきであるの読み方
波多野精一 「時と永遠」

...――――――――十一月二日――この家の全き静寂に...   ――――――――十一月二日――この家の全き静寂にの読み方
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」

...不朽の大家たる全き本質です...   不朽の大家たる全き本質ですの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...全き否定から肯定を引きずりだしてくるということです...   全き否定から肯定を引きずりだしてくるということですの読み方
三好十郎 「抵抗のよりどころ」

...私は審美的理想と社会的理念との間に全き調和を観じる...   私は審美的理想と社会的理念との間に全き調和を観じるの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...技術への全き支配と離脱とがある...   技術への全き支配と離脱とがあるの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...技術への全き支配と離脱とがある...   技術への全き支配と離脱とがあるの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...この表はもちろん不完全きわまるものですが...   この表はもちろん不完全きわまるものですがの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...背景を成す沸き立つような半ば光輝を帯びた雲は、曖昧で希薄な、地球を遥かに離れた<彼方であること>(*14)を暗示する言語に絶した何かを抱き、遥かな距離を、全き孤絶を、侘しい荒廃を、足を踏み入れることも測鉛を投ずることも叶わぬこの南の世界の悠遠の死を、ぞっとする程に思い起こさせた...   背景を成す沸き立つような半ば光輝を帯びた雲は、曖昧で希薄な、地球を遥かに離れた<彼方であること>(*14)を暗示する言語に絶した何かを抱き、遥かな距離を、全き孤絶を、侘しい荒廃を、足を踏み入れることも測鉛を投ずることも叶わぬこの南の世界の悠遠の死を、ぞっとする程に思い起こさせたの読み方
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」

「全き」の読みかた

「全き」の書き方・書き順

いろんなフォントで「全き」


ランダム例文:
岩水   種芸   利害得失  

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