例文・使い方一覧でみる「兎に角」の意味


スポンサーリンク

...兎に角我我売文業者は余り今日の法律の御恩を蒙つてゐないことは確かである...   兎に角我我売文業者は余り今日の法律の御恩を蒙つてゐないことは確かであるの読み方
芥川龍之介 「小説の戯曲化」

...近くに分家でもすれば兎に角...   近くに分家でもすれば兎に角の読み方
伊藤左千夫 「家庭小言」

...兎に角七八分休息した上...   兎に角七八分休息した上の読み方
谷崎潤一郎 「恐怖」

...兎に角その新道は出来たので御座います...   兎に角その新道は出来たので御座いますの読み方
田山録弥 「玉野川の渓谷」

...兎に角應酬の結果は極めて良好にして...   兎に角應酬の結果は極めて良好にしての読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...「兎に角、そうした方がいいかも知れない、もう茲まできてしまったんだから...   「兎に角、そうした方がいいかも知れない、もう茲まできてしまったんだからの読み方
豊島与志雄 「子を奪う」

...犬に床まで敷いてやるといふ位な變な人間であるから風呂までが變つて居るといふ譯ではあるまいが兎に角變つて居るのである...   犬に床まで敷いてやるといふ位な變な人間であるから風呂までが變つて居るといふ譯ではあるまいが兎に角變つて居るのであるの読み方
長塚節 「炭燒のむすめ」

...兎に角その時分は日として歌に就ての議論が「日本」に出ないことがない位であつたから...   兎に角その時分は日として歌に就ての議論が「日本」に出ないことがない位であつたからの読み方
長塚節 「竹の里人〔二〕」

...二十七八――どうかしたらもう少し若いでせうが、兎に角、素晴らしい肉體を持つた女で、その妖艶(えうえん)な美しさは興奮した後だけに、却つて眼の覺めるやうです...   二十七八――どうかしたらもう少し若いでせうが、兎に角、素晴らしい肉體を持つた女で、その妖艶な美しさは興奮した後だけに、却つて眼の覺めるやうですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...が、兎に角、松藏を縛ると、下手人は苦もなく判るよ、それが反つて松藏を助ける手段になるかも知れない」「へエ――」平次はそれつきり引返して了ひました...   が、兎に角、松藏を縛ると、下手人は苦もなく判るよ、それが反つて松藏を助ける手段になるかも知れない」「へエ――」平次はそれつきり引返して了ひましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...兎に角上っ面で熱心になっていた...   兎に角上っ面で熱心になっていたの読み方
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」

...兎に角クサった/\と言ひつゝ...   兎に角クサった/\と言ひつゝの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...兎に角ごま化せた...   兎に角ごま化せたの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...リカルド・ガリバルジ――哲学者と熱血将軍を一緒にした、兎に角、非道く英雄的な名前である...   リカルド・ガリバルジ――哲学者と熱血将軍を一緒にした、兎に角、非道く英雄的な名前であるの読み方
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」

...兎に角景樹は既に京都に上つてゐる...   兎に角景樹は既に京都に上つてゐるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...兎に角猿が取つたとは誰も思つてゐないやうだ...   兎に角猿が取つたとは誰も思つてゐないやうだの読み方
ジユウル・クラルテエ Jules Clarete 森林太郎訳 「猿」

...兎に角所々で叫ぶ声が聞える...   兎に角所々で叫ぶ声が聞えるの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...兎に角妾達姉妹なんだものね...   兎に角妾達姉妹なんだものねの読み方
森本薫 「華々しき一族」

「兎に角」の読みかた

「兎に角」の書き方・書き順

いろんなフォントで「兎に角」


ランダム例文:
臨幸   癌死   *病  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
日付印   自動運転   近日中  

スポンサーリンク

トップへ戻る