...どれほどの値打ちがあるかわかりません...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...一頭の象のほうがずっとお値打ちだろ...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...その一つの値打ちは...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...「一個まず今の値打ちで八千ペソ以上だろう...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...しろと云っても出来ないところが雪子ちゃんの値打ちだけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...自分の方からいい寄ったりしたら値打ち下る思い込んでる...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...それだけの値打ちもない男なのだろうか? どうだね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...『わたくしはそんなことをしていただく値打ちはありません...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...諸君がわたしなどに声をかける値打ちがあると認めるならば)...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...だから誠一がこの研究に一生をささげる値打ちは十分ある...
永井隆 「この子を残して」
...新聞記者になって貧乏と忙しさに引きずり回されただけの値打ちは...
野村胡堂 「胡堂百話」
...女の値打ちなぞ一向にありませんとね……...
林芙美子 「新版 放浪記」
...彼等よりずっと値打ちのある人だよ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...己の猩々は大した値打ちのものだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...新聞社の観点では三段の値打ちがある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...ただ単に生(なま)のフレッシュな表現に満足していたら音楽家としての値打ちがない...
三浦環 「お蝶夫人」
...日本の国の内だけで世界の芸術の値打ちまで勝手にきめてしまう...
三浦環 「お蝶夫人」
...いつか国家もその値打ちを認める日が来よう...
柳宗悦 「四十年の回想」
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