例文・使い方一覧でみる「ゆく末」の意味


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...ゆく末に何(なん)の導(しるべ)ぞ...   ゆく末に何の導ぞの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...ゆく末に何の導(しるべ)ぞ...   ゆく末に何の導ぞの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...いで若紫(わかむらさき)ゆく末(すゑ)はと寄(よ)する心(こヽろ)の人々(ひと/″\)も多(おほ)かりしが...   いで若紫ゆく末はと寄する心の人々も多かりしがの読み方
樋口一葉 「曉月夜」

...鬼神をひしぐ荒ら男たりとも越し方ゆく末の思ひに迫まられて涙は襟に冷やかなるべし...   鬼神をひしぐ荒ら男たりとも越し方ゆく末の思ひに迫まられて涙は襟に冷やかなるべしの読み方
一葉 「暗夜」

...我(わ)が戀人(こひびと)のゆく末(すゑ)を守(まも)り玉(たま)へと...   我が戀人のゆく末を守り玉へとの読み方
一葉女史 「ゆく雲」

...妻子のある男がほかの女にゆく末のことを約束して...   妻子のある男がほかの女にゆく末のことを約束しての読み方
山本周五郎 「五瓣の椿」

...ゆく末はかならず夫婦になろうと約束していた...   ゆく末はかならず夫婦になろうと約束していたの読み方
山本周五郎 「留さんとその女」

...ただ、お縫どのに、この上の傷(いた)みをかけずに、ゆく末、きょうを忘れて、よい人妻となるように、祈って逝(ゆ)かれるのが、唯一のお詫びです...   ただ、お縫どのに、この上の傷みをかけずに、ゆく末、きょうを忘れて、よい人妻となるように、祈って逝かれるのが、唯一のお詫びですの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...このさい和殿が不在となっては心もとない」「お諭(さと)し、よう分りまいた」「ご合点かの」「父に逆ろうてもとまで、思い極(きわ)めておりましたが」「それよ、その誠意だにお失いなくば、ゆく末、御奉公の場所はいくらでもあろう...   このさい和殿が不在となっては心もとない」「お諭し、よう分りまいた」「ご合点かの」「父に逆ろうてもとまで、思い極めておりましたが」「それよ、その誠意だにお失いなくば、ゆく末、御奉公の場所はいくらでもあろうの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...わしは急がぬ旅じゃが、ひと夜を共に、もっと来(こ)し方(かた)、ゆく末、語りおうてみる気はないか」「願うてもないことではございますが」「扇店(おうぎみせ)は、たそがれに、莚(むしろ)を巻くのか」「いえ、この生業(なりわい)も、木賃(きちん)のあるじが、長谷のお賽日(さいにち)には人出もあるゆえと、私たち夫婦に稼ぎの道をおしえてくれたのでございました...   わしは急がぬ旅じゃが、ひと夜を共に、もっと来し方、ゆく末、語りおうてみる気はないか」「願うてもないことではございますが」「扇店は、たそがれに、莚を巻くのか」「いえ、この生業も、木賃のあるじが、長谷のお賽日には人出もあるゆえと、私たち夫婦に稼ぎの道をおしえてくれたのでございましたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...ゆく末、よい世に巡り会いたいなら、父子、叔父(おじ)甥(おい)、かたらいあってみなやって来い...   ゆく末、よい世に巡り会いたいなら、父子、叔父甥、かたらいあってみなやって来いの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...ゆく末(すえ)のことなど話しこんでいたのであった...   ゆく末のことなど話しこんでいたのであったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...ゆく末合戦の絶えない国...   ゆく末合戦の絶えない国の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...ゆく末とも、朝倉領には兵を入れぬという約定(やくじょう)だった...   ゆく末とも、朝倉領には兵を入れぬという約定だったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...――そして今は、あなたのお手許で、ゆく末、よい禅尼(ぜんに)にでもなるために、勉強中というわけですかな」「とんでもない、あの子は、田舎ぎらいです...   ――そして今は、あなたのお手許で、ゆく末、よい禅尼にでもなるために、勉強中というわけですかな」「とんでもない、あの子は、田舎ぎらいですの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...おめえは、この女を、知っているのか」「知ってるどころの沙汰じゃあねえ! この女あ、おれのいいなずけなんだ」「えッ、いいなずけだって」「いや、ゆく末、夫婦の約束をしたんだから、内縁の女房といったほうが分るだろう」「ほんとかい、なるほど、美(い)い女だが」「だれが、嘘をいう!」と、三蔵は、仲間へ、誇っていった...   おめえは、この女を、知っているのか」「知ってるどころの沙汰じゃあねえ! この女あ、おれのいいなずけなんだ」「えッ、いいなずけだって」「いや、ゆく末、夫婦の約束をしたんだから、内縁の女房といったほうが分るだろう」「ほんとかい、なるほど、美い女だが」「だれが、嘘をいう!」と、三蔵は、仲間へ、誇っていったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...又八どの、此度(このたび)、御縁の候て、当方の養子にもらいうけ候に就いては、おん前様(まえさま)のこと、懸念のようにみえ候まま、左候(さそうろう)ては、ゆく末、双方の不為故(ふためゆえ)、事理(ことわけ)おあかし申し候て、おもらい申候...   又八どの、此度、御縁の候て、当方の養子にもらいうけ候に就いては、おん前様のこと、懸念のようにみえ候まま、左候ては、ゆく末、双方の不為故、事理おあかし申し候て、おもらい申候の読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...ゆく末よい道を選んでたもれと……なあ城太郎……そうわしがいって行ったと申して...   ゆく末よい道を選んでたもれと……なあ城太郎……そうわしがいって行ったと申しての読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「ゆく末」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ゆく末」


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