...もしそれが実現を俟つ概念でなければ佯(いつわ)りである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...小ブルジョアにとってはファシズムは自分が実際有っている佯りのない意識であるにも拘らず...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ウーゴモンに対する攻撃は多少佯撃(ようげき)であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...当人の公言するごとく佯(いつわ)りなき事実ではあるが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...――で愚見によりますと鼻の発達は吾々人間が鼻汁(はな)をかむと申す微細なる行為の結果が自然と蓄積してかく著明なる現象を呈出したものでございます」「佯(いつわ)りのない愚見だ」とまた主人が寸評を挿入(そうにゅう)する...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...これは何かの場合如何にも自然にふつと現れ出るその人本來の姿に對して放つ、幾分詠歎的な意味を含めた詞であるが、どう隱し、どう佯り、どう飾つてゐても人の持前といふものは、いつかどこかで何等かの形で自然に流露するものだといふ事だ...
南部修太郎 「氣質と文章」
...何(ど)うでも日(ひゞ)々を義務(つとめ)ばかりに送(おく)りて身(み)は此處(こゝ)に心(こゝろ)は何處(いづこ)の空(そら)を佯(さまよふ)らん...
樋口一葉 「われから」
...」感覚を佯(いつは)ることに忸(な)れた此女の情熱のうちに...
平出修 「瘢痕」
...同じ佯りを我々は觀察する...
堀辰雄 「色褪せた書簡箋に」
...われわれの前にあの方の佯(いつ)われていた brilliant な調子のためすっかり掩(おお)いかくされていたに過ぎないように思われるものだった...
堀辰雄 「菜穂子」
...それは何か明に対して或感情を佯っているかのような漠然とした感じに過ぎなかった...
堀辰雄 「菜穂子」
...われわれの前にあの方の佯(いつわ)られていた brilliant な調子のためすっかり掩(おお)いかくされていたに過ぎないように思われるものだった...
堀辰雄 「楡の家」
...表面だけはいかにももの静かな様子を佯(いつわ)っていた...
堀辰雄 「楡の家」
...上帝はそれぞれの職を勉め佯(いつわ)らず正しく暮す者を愛すと...
南方熊楠 「十二支考」
...佯りの生活をしていた頃にはしばしば肢を傷めたふりをして成功したものだが...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...何卒(どうぞ)わたくし共一同の佯(いつわ)りのない赤心(まごころ)をお酌み取り下さいまして...
夢野久作 「暗黒公使」
...呉一郎殿が真(まこと)の狂気か佯(いつわ)りかが相判(あいわか)りますることが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その絵巻物を焼いたと佯(いつわ)って実は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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