例文・使い方一覧でみる「仲よく」の意味

...仲よく二人の人間が話をしていると... 仲よく二人の人間が話をしているとの読み方
海野十三「超人間Ｘ号」

...互に仲よく往来をしてゐたものだが... 互に仲よく往来をしてゐたものだがの読み方
薄田泣菫「独楽園」

...ジーナと仲よく話してらっしゃるの... ジーナと仲よく話してらっしゃるのの読み方
橘外男「墓が呼んでいる」

...仲よくして上げてね……わたし... 仲よくして上げてね……わたしの読み方
橘外男「墓が呼んでいる」

...お母様がお友達と仲よくこれを召し上がるようにって... お母様がお友達と仲よくこれを召し上がるようにっての読み方
谷崎潤一郎「少年」

...その女と仲よくなったために... その女と仲よくなったためにの読み方
田畑修一郎「石ころ路」

...林君だけがとても仲よくしてくれた... 林君だけがとても仲よくしてくれたの読み方
徳永直「こんにゃく売り」

...それにあなた、稼業の方は、うつと、あなたの字を立派にあたしの名の上にいただいているじゃありませんか、こんどは下にいて頂戴よ、仲よく、おたがいさまにねえ」兵馬は、そんなことは、いいとも悪いとも思わない、ただ今晩一晩は、この女のために、なんでもかでも聞き役になってやりさえすれば修行が済むのだ、義務が果せる！　といういい気だけのもので、その間、ちょいちょい、座を白まさぬ程度にうけ答えているうちに、一番鶏が鳴き出しました... それにあなた、稼業の方は、うつと、あなたの字を立派にあたしの名の上にいただいているじゃありませんか、こんどは下にいて頂戴よ、仲よく、おたがいさまにねえ」兵馬は、そんなことは、いいとも悪いとも思わない、ただ今晩一晩は、この女のために、なんでもかでも聞き役になってやりさえすれば修行が済むのだ、義務が果せる！　といういい気だけのもので、その間、ちょいちょい、座を白まさぬ程度にうけ答えているうちに、一番鶏が鳴き出しましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...せっかく仲よくして... せっかく仲よくしての読み方
林芙美子「お父さん」

...縦隊をつくって仲よくピョンピョン跳ねながら大急ぎで坂をくだって行った...
久生十蘭「だいこん」

...「まあ、仲よく、持ちつ持たれつ、喧嘩はせんで行こうや」そんな茫漠とした言葉が、酒の中で、いく度となく、くりかえされた...
火野葦平「花と龍」

...仲よくお話をしながら... 仲よくお話をしながらの読み方
ナサニエル・ホーソン　Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...三人は仲よくくらしました... 三人は仲よくくらしましたの読み方
村山籌子「犬さんと、くもさんと、かへるさん」

...たいそう仲よくおそろいだね」と... たいそう仲よくおそろいだね」との読み方
吉川英治「江戸三国志」

...仲よく暮らせと祈って来た... 仲よく暮らせと祈って来たの読み方
吉川英治「私本太平記」

...藹々（あいあい）とみな仲よく頬を染め合った... 藹々とみな仲よく頬を染め合ったの読み方
吉川英治「私本太平記」

...儲（もう）けは仲よく歩合（ぶあい）で頒（わけ）るさ... 儲けは仲よく歩合で頒るさの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...仲よく三人づれで来たのに... 仲よく三人づれで来たのにの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

「仲よく」の読みかた

「仲よく」の書き方・書き順