...お栄ちゃんは長兄が付添い...
田中英光 「さようなら」
...なんだか付添いの女中のように見えました...
豊島与志雄 「霊感」
...醜い三沢の付添いは「本間(ほんま)に器量の好(え)いものは徳やな」と云った風の...
夏目漱石 「行人」
...仲人(なこうど)夫婦と嫁の付添いと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...馬に積んで番頭と仲人(なこうど)夫婦が付添い品川大黒屋まで持って行って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...娘に持たせて家主付添いの上...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...付添いの婦人といっしょに現われるのを見た...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...副隊長付添い、真壁の仙太郎さなんどは、軍(いくさ)が始まってから、あっちこっちでもう十四人斬ったてよ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...「それでも長崎で修業して来たなどといえるのか」彼は狂女の付添いのお杉に向かって...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...付添いの下男を蹴倒されたうえ...
山本周五郎 「お美津簪」
...――番所支配の小林重兵衛に休之助と太田嘉助が付添い...
山本周五郎 「風流太平記」
...老女菊岡の付添いで...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...悲壮な最後を遂げた名士の棺側に付添いながら金モール服揚々たる八の字鬚の誇り……これ等の表現は絶対的に不可抗力のあらわれとして諦められなければならないものでありましょうか...
夢野久作 「鼻の表現」
...付添いの看護婦がまた近寄って来て彼を呼びとめた...
横光利一 「花園の思想」
...「……もうそれだけか」「五助だけがお付添い申しておりまする」「うむ...
吉川英治 「大谷刑部」
...おん付添いは、男、一条行房、千種忠顕の二名を限り、女房には、阿野廉子、権大納言ノ局、小宰相の三人(みたり)を添えまいらすこと...
吉川英治 「私本太平記」
...われらがお付添いまいらすうえは……」みかどは...
吉川英治 「私本太平記」
...お付添いしてくれそうな...
吉川英治 「源頼朝」
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