...外国籍の人は他国者と呼ばれます...
...クラスにはいくつかの他国者がいます...
...他国者に対して差別をするのは良くありません...
...外国人労働者は他国者枠で雇用されます...
...私の友達は他国者のパートナーとして日本に住んでいます...
...すなわち彼等は他国者だというわけだ...
梅崎春生 「魚の餌」
...彼は他国者のように...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...いつも通りがかりの他国者らしい様子をしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...どんな他国者でも大抵(たいてい)は知っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしは他国者(よそもの)でございますから」「けれどもお前...
中里介山 「大菩薩峠」
...与八は他国者だから...
中里介山 「大菩薩峠」
...近頃は他国者がやかましい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...他国者のやりかたで口にされたその規則というのがきびしいことは別としても...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...他国者のあなたにも...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...なかには他国者もいるというのに...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...又他国者の珍しさが 沙に居て浅草者の宿男島に逃れて来しわけを述ぶ などとも歌はれ居り...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この流れ箱に乗って彼の領地へ来た母子(おやこ)の他国者を見ていました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...「しかし、わしは、よいところに通り合わせたと思っておる――」と、老人は、刺すような調子で、「敵を仆(たお)すには、その根幹を切らねばならぬ――ああした場所では、とても大物を仕止められようとは思われぬでな――いたずらに、こだわって、大立者を逃すようなことはせぬものだ――雪、そなたは、折角、松枝町に近づいたであろうに――」「えッ」と、雪之丞は、おどろかされて、「三斎と知り合いましたを、どうして御存知でいられます?」「わしの八卦(はっけ)、観相は、天地を見とおす――と、言いたいが、実はな、この老人も、中村座の初日が、気になって、のぞきにまいった――すると、あの一行の幕張りがあって、大分、そなたに執心(しゅうしん)しているように見えたゆえ――」老人は、いくらか微笑して言って、「いま俄(にわ)かに、そなたが動き出したら、抜目のない三斎、何となく危さを感じて、他国者なぞ、身近く寄せるようなことはせなくなるぞ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...他国者扱いにされていた...
吉川英治 「篝火の女」
...他国者(よそもの)が入市するには...
吉川英治 「新・水滸伝」
...何か他国者の自分を嘲(わら)っているように見えてならなかった...
吉川英治 「春の雁」
...もう他国者(よそもの)の衆に知れることじゃない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...他国者と侮(あなど)って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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