...もうすぐお参りの時間だから、仏間に行って静かにお祈りしましょう...
...家に来客があったら、仏間に案内してお茶を出すのが良いマナーです...
...家の仏間には、祖先の位牌やお花を飾ってます...
...おばあちゃんは毎朝仏間でお経を唱える習慣があるそうです...
...仏間のドアを開ける時は、ゆっくりと静かに開けるようにしましょう...
...これで仏間の春がとゝのふた...
種田山頭火 「其中日記」
...二つの床もそのままにしてある仏間へ引返しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次は兼吉を先に立てて、店から始まって、納戸へ、居間へ、仏間へ、お勝手へ、雇人の部屋へ――と鍵のあるもの、錠前のあるものを一つ一つ覗いて行きます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仏間の後ろの暗い廊下で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仏間の裏からお通夜の様子を覗いていたのだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...佐渡屋平左衛門は、大地主の大金持で、土地の旦那衆で立てられておりましたが、場所柄だけに、家はそんなに広くはなく、二階建の下の居間の隣、六畳の仏間で、手に水晶の珠数を掛けたまま、朱(あけ)に染んで死んでおりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仏間になっている所とは襖子(からかみ)一重隔てた座敷に女王たちは住んでいるらしく思われた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...由紀もいっしょに立って仏間へいった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...思い出したように仏間へ引返して線香を何本も何本も上げた...
夢野久作 「名君忠之」
...新七の家の仏間を借りうけて...
吉川英治 「黒田如水」
...後から仏間へ行ってみると...
吉川英治 「剣の四君子」
...家を立つ時と同じように、仏間に坐って、母と守人の前に手をついた...
吉川英治 「剣の四君子」
...お仏間のうちで」と...
吉川英治 「私本太平記」
...尊氏はまだ仏間(ぶつま)から出ていなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...一人仏間におりました...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...「そして、玄関、女中部屋、仏間だな...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...仏間と見せかけて実は祈祷(きとう)の部屋である柱の切嵌(きりは)めに埋めて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ちょっと仏間へはいって...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索