...見舞いに行ったのか」歩廊もしだいに人影がまばらになって来た...
梅崎春生 「狂い凧」
...行くに従って人家がまばらになり...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...海藻がまばらになって...
江戸川乱歩 「影男」
...夜はまばらに立った青白い街燈のほかには燈火も見えず...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...別にあとがまばらになったようにも見えないとこういう句意であってこれを俗語に訳してみると「……跡が格別まばらでもありませんでした」というくらいの意味であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...白い歩道の石に小さな黒点がまばらに散らばり出す...
谷譲次 「踊る地平線」
...森はしだいに濃くなり人家はまばらになつてきた……あたりの景色には宿屋やその他の建物がだんだんとぼしくなつてくるようであつた……日光が昼日中だというのに荒れ模様の薄暗さになりかけた……濃い紫色の雲が濃い灰色の森の上にむらがつてきた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...それがつい四五日(しごんち)気の付かなかった間に黄色い葉が見違えるばかりにまばらに痩せている...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...参拝者の来るのが始めのうちは引切りなしに続いてくるが三十分もたつと一時まばらになりやがてちょっと途切れる...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...菊花の鉢がまばらに竝べられ...
豊島与志雄 「化生のもの」
...寺院や武家屋敷の屋根が所まばらに見えるくらいのものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...まばらに見える漁師の家の屋根...
中里介山 「大菩薩峠」
...弁慶橋(べんけいばし)で乗り換(か)えてからは、人もまばらに、雨も小降(こぶ)りになつた...
夏目漱石 「それから」
...向うではカフェのテラスに人がまばらに腰かけて...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...わづかに赤松がまばらに立つてゐただけで...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...歯がまばらになるならば...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...木立が段々まばらになって来る...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...兵庫たちのいる所から、十間ほど離れた場所で、そこらには牢人者だの、女だの、町の者などが、まばらにいたが、旅の者が失(な)くした莚は、誰も敷いていなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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