...あの藤吉(とうきち)や五郎助(ごろすけ)を見なさい...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...五郎助七三郎などは飛上って驚いた...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...「その五郎助は昨夜酉刻(むつ)から戌刻(いつゝ)までの間何處に居たんだ」「本所の御屋敷から呼出されて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人の弟の五郎助でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五兵衛の弟の五郎助...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五郎助は前額の禿(は)げた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「下手人?」誰よりも驚いたのは、番頭の宗七と、弟の五郎助です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五郎助さんで」平次とガラッ八は顔を見合せました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「その五郎助は昨夜酉刻(むつ)(六時)から戌刻(いつつ)までの間どこに居たんだ」「本所の御屋敷から呼出されて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「お蝶は皆んなに可愛がられて居りました、怨んでゐる者なんか、あるわけはありません」「小屋に泊つてゐるのか」「いえ、私の家は左衞門河岸で、お蝶とお輝は私の家の裏の六疊に、五郎助と貫六は、隣の長屋を借りて暮して居ります」五郎助と貫六といふのは、半九郎一座の道化(だうけ)で、お蝶とお輝のあでやかな手踊の間に、少しばかりの小手先の曲藝から、繋ぎの馬鹿踊り、時には木戸番もするといふ調法な若い者でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...囃し方の松三夫婦が近所に居りますから、留守を頼めば出られないこともありません」「さうしてくれ、それから、五郎助、貫六といふのは?」「二人共若くて呑氣で、滅多に家に居付きませんが、今夜は珍らしく居るやうでした、尤も揃つて風邪(かぜ)を引いたとかで、早寢をして居るやうでしたが」「序(ついで)にそれも呼ぶんだ、――いや、後で左衞門河岸のお前の家まで行つて見るとしようか」平次はどうせ、この人立ちの中で、路地で調べを了るのが無理だと思つた樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「五郎助の傷は、俺が拵(こせ)えたものらしいぜ、四文錢を一枚、縱にその傷に當てゝ見ろ、八」「へエ、生憎でね、親分」「何が?」「小判といふものなら持つて居るが、四文錢は持つて居ませんよ、親分の袂には確かにある筈だが」「つまらねえ事を言やがる、頼まねえよ、それ、見るが宜い」平次は投げ錢のために、いつでも用意して居る四文錢を一枚、懷中から取出して、五郎助の恐れ入つた額に當てゝ見るのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五郎助と貫六を訪ね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...逃げようつたつて逃がすものか」太つて力のありさうな五郎助が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...及ばずながら長五郎助太刀で...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...何だか五郎七・五郎助といい...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...甥の鬼五郎助高をはじめ...
吉川英治 「私本太平記」
...鬼五郎助高や鳥屋彦七らとしめしあわせ...
吉川英治 「私本太平記」
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