...自分が尾をつけた紙鳶(いかのぼり)――そう云う物も...
芥川龍之介 「忠義」
...彼等は紙鳶(たこ)をあげ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そして風の具合がいいので、空は大きさ、形、色の異る紙鳶で、文字通り充満している...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...紙鳶のある物は、長い袖を風にハタハタさせる子供の形、ある物は両翼を張った烏、また百足(むかで)、扇その他の面白い形をしている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...千フィートも離れた所にいる子供があげる紙鳶が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...熱心に紙鳶を見ている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...図‐748図‐749図‐750長崎で普通に見受ける紙鳶は図751に示す...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...紙鳶糸はすつかり光りで包まれて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...(明治四十一年五月六日『東京朝日新聞』)七十七人を載せる紙鳶(たこ)昔鎮西八郎が大紙鳶にその子を縛して伊豆の島から空に放ったというのは馬琴の才筆によって面白く描かれているが...
寺田寅彦 「話の種」
...紙鳶のことなら何でも知つてるやうな口をきいた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...紙鳶の好きな新太郎ちやんは...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...紙鳶を持つた新太郎ちやんの顔には...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...まるで紙鳶には興味がないといふやうに...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...もう惣兵衛ちやんの紙鳶には違ひない...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...紙鳶(たこ)の唸りも聞えます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...紙鳶(たこ)の上がるのを眺めてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...打仰ぐ青き空には紙鳶(いかのぼり)近く歌へる...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...風に乗った紙鳶糸(たこいと)の如く勢いよく行ったそこの繩に手でもかけようものなら...
吉川英治 「江戸三国志」
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