...食事中に五月蠅が飛んできた...
...部屋の中に五月蠅が大量発生していた...
...五月蠅が頭の周りを飛び回って、集中できなかった...
...五月蠅取りを使って、五月蠅を追い払った...
...外でバーベキューをしていたら、五月蠅がたくさん寄ってきた...
...彼等の愛の表現を五月蠅いと云ふ樣な心持で受取つた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...併し彼は五月蠅い...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...五月蠅(うるさ)く愚図愚図(ぐずぐず)いわれることもない...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...五月蠅(うるさ)い奴じゃ...
海野十三 「一九五〇年の殺人」
...女は狗(いぬ)のやうなもので余り好かれても五月蠅(うるさ)くて迷惑するが...
薄田泣菫 「茶話」
...忙しくて五月蠅いことは疑ない...
種田山頭火 「行乞記」
...驟雨(しうう)は後(あと)から後(あと)からと驅(か)つて來(く)るので曉(あかつき)の白(しら)まぬうちから麥(むぎ)を搗(つ)いて庭(には)一杯(ぱい)に筵(むしろ)を干(ほし)た百姓(ひやくしやう)をどうかすると五月蠅(うるさ)く苛(いぢ)めた...
長塚節 「土」
...知合の船が五月蠅(うるさ)くて叶はねエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それを五月蠅(うるさ)がつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...政吉五月蠅(うるせ)えっ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...一日婦女どもが食物を摺(す)り調える処へ上帝来り立ち留まって観(み)るを五月蠅(うるさ)がり...
南方熊楠 「十二支考」
...そういうものを五月蠅(うるさ)がりになるのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...又野は五月蠅(うるさ)がって何も話さなかった...
夢野久作 「オンチ」
...吏員から五月蠅(うるさ)がられたので...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...貴女(あなた)でなくちゃ……」「新聞記者の方が五月蠅(うるさ)くないわ...
夢野久作 「二重心臓」
...五月蠅く思っているくらいのもので別に恐れていやしない...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...それのみならず酷(ひど)く子供の看護を五月蠅(うるさ)がつて仕事が出來ずに困りますと言ひきつてゐた...
若山牧水 「一家」
...所が近來その老爺といふのが二人の娘に五月蠅(うるさ)く附き纒ふやうになつて...
若山牧水 「姉妹」
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