...「二度目の正直」で、間違いや失敗を繰り返した後に改めて取り組む態度を表す...
...「二度目はない」と言って、失敗や過ちの繰り返しを戒める...
...私は二度目の試験でようやく免許を取得しました...
...二度目の再検査で合格したので、ようやく試験に合格した...
...彼女が媒酌人として出席するのは二度目だ...
...二度目は兵衛が甚太夫の面(めん)を打った...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...二度目の火星訪問だが...
海野十三 「火星兵団」
...二度目に罹った時は中学校を出て高等学校に移った明けの春であった...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...それより後明治三十六年に及びてわれ亜米利加(アメリカ)に渡らんとするの時暇乞(いとまご)ひに赴きし折には先生は麻布龍土町(あざぶりゅうどちょう)に居(きょ)を移され既に二度目の夫人を迎へられたりき...
永井荷風 「書かでもの記」
...二度目は田舎から正式に妻を迎え一時神田辺で何か小売商店を営んでいたところ...
永井荷風 「申訳」
...二百年後の我らにまで伝えてくれた二度目の夫人...
野村胡堂 「楽聖物語」
...――百兩と二度目の強請(ゆすり)をやるやうでは此先放つて置いてはどんな事になるかわかりません」「――」斯うなると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...淺井朝丸の二度目の襲撃を除(よ)ける暇もありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...心と身体を使いすぎて二度目の中気にやられた」「なるほどね」「その後へお半が行って脇差の始末をし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二度目の酒盛りが始まるまではこんなものはなかったよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二度目の風で船中の灯(あかり)がみんな消えると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――東京に来てから二度目の家であつた下谷の寓居を...
牧野信一 「鏡地獄」
...二度目の男鹿の勝遊は文化七年の三月から次の年の二月の末まで続いていて...
柳田国男 「雪国の春」
...「黒の女」は二度目のステージの途中に来た...
山川方夫 「その一年」
...私が二度目の結婚問題に差し迫られたまま...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...二度目にはその地の辺に仮ながらの宮祠(みやほこら)を建てたほどである...
吉川英治 「上杉謙信」
...「勅使です」二度目の声に...
吉川英治 「新書太閤記」
...おん身を斬ることこれで二度目だ!」「なにっ! いつ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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