...この世ならぬ冷厳な孤独の御決意が湛へられてゐるやうな気が致しまして...
太宰治 「右大臣実朝」
...骨のずいに徹するくらいの冷厳な語調であった...
太宰治 「水仙」
...あの男の明晰冷厳な世界観は...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...皇室は煩雑にして冷厳なる儀礼的雰囲気の裡(うち)にとざされることによって...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...それは精緻、冷厳、鋭利、正確、一言にしていえば「胸のすくような切れた感じ」である...
中井正一 「絵画の不安」
...この現実の冷厳さの中に本気に立ち直るすべを知ったのであった...
中井正一 「図書館法楽屋話」
...だが冷厳の錬金術...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...と、雪之丞の、冷厳な瞳が、闇を貫いて、広海屋の店前をみつめたとき、飛ぶように駆けつづけて来た辻かご――「ホイ! ホイ! ホイッ!」と、先棒、後棒、足が止まって、タンと立つ息杖、しずかに乗りものが、下におろされる...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...顔立ちばかりは卓越していた父親そっくりであるという自然の冷厳なしきうつしとともに...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第三巻)」
...やっぱりそれは暖く躍る感情のままでは触れてゆけない冷厳な世界のように感じられるであろう...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...もっと冷厳な、もっと深い関心からだ...
三好十郎 「恐怖の季節」
...如何なる悪党、または如何なる芸術家も及ばない天才的な、自由自在な、可憐な、同時に斃(たお)れて止まぬ意気組を以て、冷厳、酷烈な現実と闘い抜いて来たか...
夢野久作 「少女地獄」
...冷厳なものであるかという事が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それは冷厳無比な智力に肌をひっ附けているような...
横光利一 「旅愁」
...ときには冷厳酷薄(れいげんこくはく)...
吉川英治 「新書太閤記」
...冷厳峻烈(れいげんしゅんれつ)な信長直属の陣中にあっても...
吉川英治 「新書太閤記」
...歴史は非情なほど後人へものを語るに冷厳である...
吉川英治 「随筆 新平家」
...武蔵が敵に対しての残忍なほどの冷厳さと...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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