...暇さえあればその帯の持ち主たるべき人の名を迫り問うた...
有島武郎 「或る女」
...内容主たる問題 性的経験と対人信仰春的経験 春的気分 春的性感馬慮に伴ふ腥覚時の遺精の一例人にも祈る幸運不運若きニユートンの幸運山の上の出来事...
伊藤野枝 「寄贈雑誌」
...主たる問題私が此の研究録に於て取り扱ひ度いと思つてゐる主たる問題が二つある...
伊藤野枝 「寄贈雑誌」
...祭主たるシャーマンがそれを退治する役割を演じる趣向のものであったことが...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...諸民の主たるもの...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...諸神の主たるもの...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...この版で行われた主たる増補と変更とは以上の如くである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...主たる交通は水路によっている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ポオトランド卿の書翰にある如くに食物の不足を四分の一とした上で――これは極めて真実に近いものと私は信ずるが――食料品の価格がその不足の程度に比して極度に高いことの主たる理由を説明するにあったのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...汝は汝の主たる人間の家と財産を守り...
南方熊楠 「十二支考」
...恐らくは下野国那須郡(なすごおり)大田原の城主たる宗家(そうか)ではなく...
森鴎外 「渋江抽斎」
...そうして人が機械の主たる時は再び来るであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...今も続いている釣舟(つりぶね)が主たる機会だったかと思う...
柳田国男 「海上の道」
...主たる荘園のすでに十分繁栄して後に第二の官符によって附近の山野を拡張開墾するのが別符である...
柳田國男 「地名の研究」
...会社の建築物は九十余棟の寄宿舎が主たるもので...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...「――敵の主たるものは菊池党と阿蘇(あそ)...
吉川英治 「私本太平記」
...けだしそれによってその自然価格が左右される主たる貨物の一つが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...越後(えちご)及(およ)ひ岩代(いわしろ)と上野(かうずけ)の国境を定(さだ)むるを主たる目的(もくてき)となせども...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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