...彼女は自分が不細工だと思い込んでいる...
...不細工な男性でも笑顔が素敵なら、魅力的に見えることもある...
...不細工だからって自分を卑下するのはやめよう...
...彼女の不細工な容姿に関する人々からの嫌がらせに耐えかね、彼女は転校した...
...「不細工になるために何をすればいいですか?」という質問に答えることはできません...
...この舟というのは、細長い、不細工な代物で、犢鼻褌(ふんどし)だけを身につけた三人の日本人――小さな、背の低い人たちだが、恐ろしく強く、重いトランクその他の荷物を赤裸の背中にのせて、やすやすと小舟に下した――が、その側面から櫓をあやつるのであった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...時々我々は不細工な形をした荷鞍の上に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...どえらい不細工(ぶさいく)な倉庫か病院かというような灰色の建物が見えまっしゃろ」「ああ...
海野十三 「蠅男」
...百人の北極人がある朝われわれの池に突然あらわれた不細工な格好をした農具――橇(そり)や鍬や畦車(あぜぐるま)や...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...その不細工の芸者を客の座敷に突き出した...
太宰治 「新釈諸国噺」
...「そんなら、断ってしもたん?」「ちょっと差支えがございますので、云うといたけど、………」断るにしても尤(もっと)もらしい口実を構えて言葉上手に断ったのならまだしもであるが、どうせそんな芸当の出来る人ではないので、さぞ不細工に、取って附けたような挨拶をしたことと思うと、幸子は何がなしに口惜(くや)し涙が溢(あふ)れて来た...
谷崎潤一郎 「細雪」
...見かけはいかにも不細工で粗野だが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...そこから別の枝に移って今度は逆に上の方へ向いて彼の不細工な重そうな簑を引きずり引きずり這って行くのであった...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...寫眞でみる同書の製本は粗末で不細工ではあるが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...ドミトリイが不細工に飛び出して...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...不細工な文字が並んで馬鹿げた媚態を作っている...
豊島与志雄 「慾」
...葺(ふき)降しの不細工な十坪内外の田舎造りではあったが...
永井隆 「長崎の鐘」
...「僕より不細工なやつは沢山いる!」それから彼は下宿の住人が皆テーブルに着く時間に下へ降りていった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...頑固で不細工な仕組になっていた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...凍(こゞ)えた指で不細工にシヨオルの結目を解いて...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...不細工な格子戸を嵌(は)めた...
森鴎外 「鶏」
...手織物と称する不細工(ぶさいく)でしかも丈夫な織物は...
柳田国男 「木綿以前の事」
...いくら不細工にできてゐる物でも...
吉川英治 「折々の記」
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