...「え?この辺どこにあるのかわからないや、土地不案内なんだよね...
...「土地不案内だから、地図を持っていくようにしよう...
...「東京は土地不案内だから、毎回Googleマップを見なくてはいけない...
...「彼女は新しい町に引っ越してきたばかりだから、土地不案内で迷子になりやすい...
...「旅行先で地元の人に道を聞かなくても、土地不案内でもGoogleマップを使えば大丈夫だよ...
...日本人がかかる事には全く不案内(ふあんない)なる時に際し...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...途中(とちう)不案内(ふあんない)だし...
泉鏡太郎 「十六夜」
...それがため文海の動静には不案内に候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...之だけ読んだ不案内な読者は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...彼らの不案内につけこんで二倍の金を払わせた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その辺の消息はまるで不案内である...
夏目漱石 「草枕」
...むろん不案内の土地だからどこへ出るかわからない...
夏目漱石 「三四郎」
...曲者でなくて主人といふことになりますね」「曲者が不案内な納戸へ入つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まるで、言葉の通わない国へ上陸したように、不案内であった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...先行(さきいき)不案内のまま...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...下町の地理が全く不案内で...
牧野信一 「奇友往来」
...自分不案内の事ながら自分や知人どもが知り得た所に拠ると...
南方熊楠 「十二支考」
...杉戸口を御殿へはいった向うはまったく不案内といってよかった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...一番彼の不案内な宗教と科学の歴史に関する方のことだったので...
横光利一 「旅愁」
...土地不案内な上に...
吉川英治 「江戸三国志」
...要(よう)するに地理不案内(ちりふあんない)からきたおちど...
吉川英治 「神州天馬侠」
...表に打ってある標札(しるし)をたしかめながら――実は海部代官所で所も内状も調べてきてはいるのだが――どこまでも不案内の渡り者らしく装って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...土地にも不案内な自分が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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