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違星北斗 「北斗帖」
...樹明君が手をとつて教へてくれた三平汁(?)はめづらしくもあり...
種田山頭火 「其中日記」
...……朝も三平汁、昼もおなじ三平汁(三平汁は樹明直伝のもの、朝も三平、昼も三平、そして晩も三平だつたら、合して九平、クヘイ、クヘイ)、晩はにんぢん葉の煮付、何を食べてもうまい、此点に於て、私はほんとうに幸福だ、やつぱりメグマレテヰル!朝早い柿をもぐより食べてゐる(樹明君に)・この山里へ朝からひゞくは柿買車でわが庵の更けては落葉の音するだけ・道はひとすぢの、バスがくる蟹がよこぎる・重荷おもくて高きへのぼるたかい空ちよつとそこらの枯枝をひろひあつめたゞけで、茶を入れるほどの湯はわいた、その茶のよろしさ、あたゝかう身ぬちへしみ入つた...
種田山頭火 「其中日記」
...北海道料理の三平汁(さんぺいじる)というのであった...
徳田秋声 「仮装人物」
...大鍋(おおなべ)にうんと拵えた三平汁を見ると...
徳田秋声 「仮装人物」
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広海大治 「サガレンの浮浪者」
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