...万夫不当(ばんぷふたう)の剛の者でおぢやれば...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...万夫不当(ばんぷふとう)の勇がある...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...万夫不当の朝比奈をぎゅうぎゅう言わせてやれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...敵将華雄の万夫不当(ばんぷふとう)の勇名に圧しられてか...
吉川英治 「三国志」
...万夫不当(ばんぷふとう)といわれる呂布をその先手に置いたのであるから...
吉川英治 「三国志」
...文字どおり万夫不当(ばんぷふとう)だ...
吉川英治 「三国志」
...許もまた「当代の樊(はんかい)」とゆるされた万夫不当(ばんぷふとう)である...
吉川英治 「三国志」
...「関羽の勇は、万夫不当と、天下にかくれもないものです...
吉川英治 「三国志」
...万夫不当な猛将らしいではないか」「そうですな...
吉川英治 「三国志」
...曹操が残して行った曹仁は北国の万夫不当(ばんぷふとう)...
吉川英治 「三国志」
...万夫不当の武人です」「召したら来るだろうか」「幕賓の伊籍(いせき)は親しいと聞いております...
吉川英治 「三国志」
...三馬超の勇は万夫不当だ...
吉川英治 「三国志」
...万夫不当の許がついて行くのだ...
吉川英治 「三国志」
...この六万の大将は鄂煥(がっかん)といって、面は藍墨(あいずみ)で塗った如く、牙(きば)に似た歯を常に唇(くち)の外に露わし、怒るときは悪鬼の如く、手に方天戟(ほうてんげき)を使えば、万夫不当、雲南随一という聞えのある猛将だった...
吉川英治 「三国志」
...万夫不当(ばんぷふとう)の勇...
吉川英治 「三国志」
...剣(けん)を持っては万夫不当(ばんぷふとう)のかれではないから...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ひとたび狼牙棒(ろうがぼう)とよぶ仙人掌(さぼてん)のような針を植えた四尺の棒を打てば万夫不当な概(がい)があった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...双鎗将の董平(とうへい)という万夫不当な将軍があって...
吉川英治 「新・水滸伝」
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