...エンピリシズムの体系にアナロジーの原理を加えた責任者である...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...不妥当な譬喩(ひゆ)やアナロジーの見当違いな興味が高調されやすいのは惜しい事である...
寺田寅彦 「断水の日」
...電気感応と惰性とのアナロジーなどに関するもので...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...そのままのアナロジーを以て...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...第三は空間と空間のアナロジーとの混同(故にたとえば色の幾何学Farbengeometrieとか音の幾何学Tongeometrieとか)から...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...社会(乃至国家)が生物(特に人間)のアナロジーであるのは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...この技術の観念のアナロジー・拡大・応用・其他と見られねばならぬ...
戸坂潤 「辞典」
...アナロジーだと云ってもいい...
戸坂潤 「辞典」
...「国民道徳論」(岩波講座『教育科学』)の方は可なり苦しいアナロジーによるのでしかないが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...従って民意暢達などということが日本では如何にアナロジーに過ぎないかを証明したものだったのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...民衆(之は国民大衆だが)も民衆の世論もただのアナロジーとしてしか存在し得ない国情の下には...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...夫は文化ではなくて文化のアナロジーだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...日本に於けるヒューマニティーはアナロジーでさえないのであって...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その一つによるとヨーロッパと古代印度ではアナロジーをさえ絶する程異った思考のメカニズムがあるという結果になる)...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...実在自身であるかそれとも実在からのアナロジーである他ないのである...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...エジプト人の生理学的な思考は外的現象の人間へのアナロジーに依存していて...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...かくの如くブライシヒは歴史的事象を生物の形態學的構造とのアナロジーに於て觀察した...
三木清 「歴史哲學」
...兩者の間に最も内面的なアナロジーの關係が含まれてゐるからでなければならない...
三木清 「歴史哲學」
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