例文・使い方一覧でみる「ほろ苦い」の意味
スポンサーリンク...ほろ苦い顔をして吐き出してしまった... 
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...或る後味のほろ苦いものを嘗（な）めさせられたのであった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...ほろ苦いものがしばらくの間心の隅に残っている...
中島敦 「環礁」
...勝利の後のほろ苦い悲哀といつたやうなもの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ほろ苦い杯を嘗（な）めております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あれぢや江戸中に貰ひ手もあるまい」「あつしは親分」八五郎はニヤリニヤリとほろ苦い笑ひを見せます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お前は力があるさうだな」「――」ほろ苦い得意の色が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ほろ苦い味を与える...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...ほろ苦い涙の味がある...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...ほろ苦い淋しみと...
吉川英治 「折々の記」
...味は、ほろ苦い...
吉川英治 「折々の記」
...ほろ苦い男の嫉妬（しっと）や不快を味わいなどして...
吉川英治 「三国志」
...なおさらほろ苦い顔をしたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長の使者へほろ苦い顔して誓った...
吉川英治 「新書太閤記」
...右近もほろ苦い顔して悔いているようだし...
吉川英治 「新書太閤記」
...蕗のとうのあのほろ苦い――冬中の苦難と春さきの希望を舌に思わすような香と味は――あれは苦（にが）いまずいといって嫌う人もあるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...ほろ苦い笑みを口辺にゆがめた...
吉川英治 「新書太閤記」
...ほろ苦い顔をしていたらしいから...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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