例文・使い方一覧でみる「ほとほと」の意味


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...内儀さんはほとほと気息(いき)づまるように見えた...   内儀さんはほとほと気息づまるように見えたの読み方
有島武郎 「親子」

...更け行く夜(よる)も三つ一つほとほと過ぎし折しもあれ...   更け行く夜も三つ一つほとほと過ぎし折しもあれの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...ほとほといやになったのだから来年は...   ほとほといやになったのだから来年はの読み方
太宰治 「正義と微笑」

...ほとほと当惑した時に...   ほとほと当惑した時にの読み方
橘外男 「棚田裁判長の怪死」

...ほとほと母をうんざりさせた...   ほとほと母をうんざりさせたの読み方
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」

...ほとほと留度(とめど)がわからないのであります...   ほとほと留度がわからないのでありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ほとほと舌をまいて...   ほとほと舌をまいての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ほとほとその原因を究めさせたくなるほどにマセた奴がある...   ほとほとその原因を究めさせたくなるほどにマセた奴があるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...彼はほとほと困惑しながら事務所の二階に戻つて来る...   彼はほとほと困惑しながら事務所の二階に戻つて来るの読み方
原民喜 「火の踵」

...殿はうちつづく暑気に悩んでほとほとに倦(う)んじられ...   殿はうちつづく暑気に悩んでほとほとに倦んじられの読み方
久生十蘭 「玉取物語」

...いっこう平気な顔で「ほとほとに(女洞の掛言葉)舟は渚に揺(ゆる)るなり...   いっこう平気な顔で「ほとほとに舟は渚に揺るなりの読み方
久生十蘭 「無月物語」

...僕はほとほと嫌気が差したので...   僕はほとほと嫌気が差したのでの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」

...ほとほと困り果てて...   ほとほと困り果てての読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」

...さて箸のさきにつまみあげてほとほと安心しきった顔つきで優しい微笑をもらすところのゴヤの婆さん――そして己れもやっと宿命の衣を脱いでしまって...   さて箸のさきにつまみあげてほとほと安心しきった顔つきで優しい微笑をもらすところのゴヤの婆さん――そして己れもやっと宿命の衣を脱いでしまっての読み方
室生犀星 「しゃりこうべ」

...父が若き日を知り給へる人ほとほと無かるべく...   父が若き日を知り給へる人ほとほと無かるべくの読み方
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」

...ほとほと感じ入ったていで...   ほとほと感じ入ったていでの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...「いつも同じような御返答では、児童の使いのようで、てまえも、ほとほと弱る...   「いつも同じような御返答では、児童の使いのようで、てまえも、ほとほと弱るの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...四つン這いに手をついて謝罪(あやま)るか」ほとほと持て余した楊志は...   四つン這いに手をついて謝罪るか」ほとほと持て余した楊志はの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「ほとほと」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ほとほと」


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