例文・使い方一覧でみる「つかの間」の意味
スポンサーリンク...蛭卷（ひるまき）のつかの間（ま）も忘るゝ隙（ひま）もなかりしが... 
高山樗牛 「瀧口入道」
...やがて夜も一時、二時ごろ、ようやく一日の疲れがでたのでしょう、トロトロとしましたが、それもつかの間、だれかに烈しくゆすぶられて、博士はパッととびおきました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...静寂はつかの間のものだった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...カストリに一時のつかの間の主観的遊離をむさぼる型態にまで...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...つかの間ほくそえんだ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...つかの間、沈黙があった...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...つかの間復活したが...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...実際メイフィールドの勝利はつかの間だろう……...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...そこで発光現象の調査研究には絶好のチャンスと思ったのはつかの間...
武者金吉 「地震なまず」
...つかの間の幸福というものかしら...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...「つかの間（ま）なりと...
吉川英治 「私本太平記」
...そう見えたのもつかの間（ま）で...
吉川英治 「神州天馬侠」
...発句せぬか」「…………」つかの間...
吉川英治 「新書太閤記」
...「合戦は暁のつかの間にすもう...
吉川英治 「新書太閤記」
...それはまたつかの間で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...建武（けんむ）の平和もつかの間でしかなかった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...月一つ一つかの間であったが熟（よ）く眠ったと思う...
吉川英治 「宮本武蔵」
...つかの間だったわけである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？