例文・使い方一覧でみる「つかの間」の意味
スポンサーリンク...蛭卷（ひるまき）のつかの間（ま）も忘るゝ隙（ひま）もなかりしが... 
高山樗牛 「瀧口入道」
...ただしそれもつかの間のこと...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...ロシア人に特有な稲妻のようにはかないつかの間のものだというのである...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...彼女はまさにバラつかの間の朝だけ咲いた」[26]「おやおや！ ほらあの名高いスーポラマ（残飯スープ）だ」ポワレは恭しくポタージュを持って入ってきたクリストフを見ながら言った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...つかの間の喜びは執拗な苦悩によって高い代償を払わせられる...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...自家用車は月々七ガロンのガソリンを給されるだけになったのもつかの間...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...つかの間、来た理由を忘れ、ポケットの本も念頭にない...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...「つかの間も平和や幸せは無いのかしら...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...つかの間ほくそえんだ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...つかの間復活したが...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...つかの間君と伏見町...
南方熊楠 「女順禮」
...それもつかの間で...
宮城道雄 「五十年をかえりみて」
......
室生犀星 「抒情小曲集」
...いつかの間に消え失せた事実...
夢野久作 「冥土行進曲」
...菊王、つかの間でも、寝（やす）むがいい」「おあるじにも、どうぞ御安心あって」「む、頼（たの）うだぞ」ふっと、燭（しょく）は吹き消された...
吉川英治 「私本太平記」
...つかの間（ま）に奪取（だっしゅ）された犬山落城の事実だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...何か安心されたのもつかの間で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...短いつかの間の夢でもあった...
吉川英治 「平の将門」
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