...変装それ自体には...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...韻律がそれ自体のせいで嫌われているのなら...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
......
関口存男 「移轍(Anakoluth)」
...立ち昇る煙それ自体で救はれてゐるのである...
太宰治 「お伽草紙」
...彼のケエスそれ自体が現代のサンボルだ...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...生活それ自体の翹望である...
豊島与志雄 「自由主義私見」
...たとえば、緑柱玉の輝きを紗(ヴェール)を透(すか)してながめたような、淡いあわい海緑色(ヴェル・マレエ)の、それ自体、冷涼たる輝きをもった……ヤヌッセンがBryl(ベリイル)と呼んでいるある異様な微光だった...
久生十蘭 「地底獣国」
...それ自体に何ら特徴や性質を持たない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...戦ふことそれ自体が一つの救ひともならう...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...戦ふといふこの意志それ自体...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...それ自体宗教ではありません...
三好十郎 「恐怖の季節」
...その一人々々の「大衆」作家自身がそれ自体としていろいろの弱点を持っている事とは...
三好十郎 「恐怖の季節」
...それ自体として「神の視覚」を拒否して人間の視覚に近づこうとする歴史であったし...
三好十郎 「恐怖の季節」
...何といってもそれ自体何らの価値も持たない事柄においてである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それ自体について語らせたことか!(c)そうだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それ自体がむずかしいからである...
柳宗悦 「北九州の窯」
...これは今回の調査隊がこれまで確保できていなかった脊椎動物の化石を初めて齎したという点でそれ自体十分重要だったが...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...いや洞窟それ自体が存在しなかったと我々は考えていた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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