例文・使い方一覧でみる「お節介」の意味

...読者諸賢は私を救いがたいお節介者だと思われるだろう... 読者諸賢は私を救いがたいお節介者だと思われるだろうの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「緋のエチュード」

...どうしても持って生れたお節介（せっかい）をやめることはできないものと見えます... どうしても持って生れたお節介をやめることはできないものと見えますの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...よけいなお節介を言う人だという眼を以て見る... よけいなお節介を言う人だという眼を以て見るの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...八五郎の奴がとんだお節介をして済まなかったねえ... 八五郎の奴がとんだお節介をして済まなかったねえの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...お節介をして、お前さんが叱言（こごと）を言われても気の毒だから」こう言ってお夏を帰すと、平次は八五郎に何やら囁（ささや）いて、その後から出してやりました... お節介をして、お前さんが叱言を言われても気の毒だから」こう言ってお夏を帰すと、平次は八五郎に何やら囁いて、その後から出してやりましたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...ツイ飛込んでお節介をしたまでのことだ... ツイ飛込んでお節介をしたまでのことだの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...そんなお節介は出来ないけれど... そんなお節介は出来ないけれどの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...そう気にするのはお節介というもんだ... そう気にするのはお節介というもんだの読み方
長谷川伸「中山七里　二幕五場」

...お節介（せつかい）なれど私（わたし）がおこして遣（や）りませう... お節介なれど私がおこして遣りませうの読み方
樋口一葉「われから」

...あのお節介なお馬婆である... あのお節介なお馬婆であるの読み方
久生十蘭「魔都」

...こんなお節介をしたって無下に腹も立てるまい... こんなお節介をしたって無下に腹も立てるまいの読み方
久生十蘭「魔都」

...お節介ですが、ここはあなたの居る場所ではありません... お節介ですが、ここはあなたの居る場所ではありませんの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「ギルレイ」

...日本人はお節介な人種ですね... 日本人はお節介な人種ですねの読み方
三浦環「お蝶夫人」

...何てお節介なおべんちやらを言ひたいんでせう... 何てお節介なおべんちやらを言ひたいんでせうの読み方
室生犀星「末野女」

...お節介やに溺れやすい... お節介やに溺れやすいの読み方
山川方夫「演技の果て」

...ひとつも悪かあない」兄のお節介に... ひとつも悪かあない」兄のお節介にの読み方
山川方夫「その一年」

...お節介な人間は浦粕には絶対にいないのである... お節介な人間は浦粕には絶対にいないのであるの読み方
山本周五郎「青べか物語」