...そのまますっぽかしてしまう年が多かった...
犬田卯 「荒蕪地」
...「君はあの頃もよく城介君をすっぽかしたからねえ...
梅崎春生 「狂い凧」
...おれに死ぬ理由はない」「では枕崎でぼくをすっぽかして...
梅崎春生 「幻化」
...第十四章 第一撃私はのっぽのジョンをすっぽかしてやったのがひどく嬉しかったので...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...今日はすっぽかしらしいで」と云っていると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...一晩すっぽかしてやったが...
豊島与志雄 「好人物」
...構わないから、すっぽかして、出てしまった方がよくはないか...
豊島与志雄 「常識」
...すっぽかしはあやまるぜ...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...ドコぞへすっぽかしたのか...
中里介山 「大菩薩峠」
...その晩のうちにこの土地をすっぽかしてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...すっぽかしてしまい...
野村胡堂 「胡堂百話」
...掃除をすっぽかして横になる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ハネてから、中野英治にポーカーを誘はれたが、すっぽかして、お勝へ行き、ビール二杯、ヨーロッパおでんいろ/\食った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...あの時すっぽかしたら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...勉強をすっぽかしてブルック先生をいやがらせ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...心をすっぽかしていてはなるまい...
宮本百合子 「印象」
...初めから申し込んでいた相手をすっぽかして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...軍師軍師と声をかけてるのに耳をすっぽかしておいでなさる」「李逵(りき)か...
吉川英治 「新・水滸伝」
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