...専(もっぱ)らお役所のお歴々(れきれき)が用ゆるもので印象が殊の外深く...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...5.國際聯盟のお歴々は軍縮乃至は軍擴問題を討議してゐる...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...村始まって以来のお歴々の来訪に眼を廻しながら...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...その他のお歴々にお供を仰せつけられ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...お国許では、お歴々達が、何んの罪咎もないに、切腹をしていなさる...
直木三十五 「南国太平記」
...「もとはお旗本のお歴々でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...お歴々の遠乗りの連中が食事の最中と見えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...お歴々の首を斬って立退いた奴があるとのことじゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...今なお歴々として残っているから」「信玄がただの武将でなかったことは...
中里介山 「大菩薩峠」
...その時一座したお歴々は...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...お歴々というのはどなたですか?」「なにが...
火野葦平 「花と龍」
...訪問を受けるのが肩身の広いやうなお歴々ばかりなのぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...ベルリンでは例のお洒落(しゃれ)な皇太子を筆頭(ひっとう)に政府のお歴々...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...ある日私はシカゴの社交界のお歴々が集ったお茶の会に御招待されまして...
三浦環 「お蝶夫人」
...わたしは識り合いのお歴々がたを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私は偉大な権威をもたれるお歴々が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自分の家でやっている気随気ままな言葉や態度をそのままお歴々がたの前にさらけ出しては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...お歴々がたはその時ばかりでなく他の場合にも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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