...その例は枚挙にいとまがないが...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...枚挙にいとまがない...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...いま言及しているいとまがない...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...まったく善いことを数えれば枚挙にいとまがない...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...昔東京の名物であって今はあとかたもなく消えてしまった所が枚挙にいとまがない程である...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...その上夏は暑さに苦しんでその日永の心持を味わういとまがないのに反し...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...ほとんど月並論をなすいとまがないといってもいいわけなのである...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...一面から見れば両者が往々この弱点を暴露してそれがために生ずる結果の利害を顧慮するいとまがないという事が少なくとも両者に共通な真剣な熱情を表明するのであるかもしれない...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...相手の善悪美醜を選ぶのいとまがないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...枚挙にいとまがない...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...その忘恩的行動は枚挙にいとまがない...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...『灰色の部屋』の作者イーデン・フィルポッツや『赤色館の秘密』の作者A・A・ミルンや『百万長者の死』の作者G・D・H・コールなど枚挙にいとまがない...
平林初之輔 「作家としての小酒井博士」
...事情があってそのいとまがないのだ...
山本周五郎 「落ち梅記」
...一々応接にいとまがない...
山本笑月 「明治世相百話」
...枚挙(まいきょ)にいとまがないくらいであった...
吉川英治 「三国志」
...同様な目にあった公卿の家は枚挙(まいきょ)にいとまがない...
吉川英治 「私本太平記」
...それらの物も整理しているいとまがない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...枚挙にいとまがないほど...
吉川英治 「平の将門」
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