...あえかな姫君の姿さえありありと眼に浮んで来るのじゃ...
芥川龍之介 「邪宗門」
...あえかな「ろおれんぞ」の優姿を...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...毒ある海にあえかなる身の薄命をおもふかな...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...(さはあえかなる病女(びやうによ)の夕眺めするなよびや...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...ひとづまあえかなる笑や...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...――實(げ)にあえかなる優目見(やさまみ)のもの果なさは...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...ひとづまあえかなる笑(ゑみ)や...
薄田淳介 「白羊宮」
...――實(げ)にあえかなる優目見(やさまみ)のもの果(はか)なさは...
薄田淳介 「白羊宮」
...あえかなる月(つき)しろや...
薄田淳介 「白羊宮」
...あたしと一緒にあえかなためいきを洩(も)らしながらあなたの来るのを待っているの...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...あえかな夢をみますのは...
中原中也 「山羊の歌」
......
原民喜 「魔のひととき」
...まざまざとそのあえかな面輪を羨ましく思い泛べることができる...
正岡容 「わが寄席青春録」
...太夫と呼ばれる第一流遊女のあえかな美しさは...
正岡容 「わが寄席青春録」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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