...諸所に問題がある...
...彼は諸所に手を出しすぎる...
...諸所での改革が必要だ...
...諸所での規制緩和を求める声がある...
...彼は諸所での成功を収めている...
...どこへ行ってもすぐ風呂をすすめられる」定助は噴きだしながら「それは伯父さんが諸所に例のお土産をおいて歩かれるからですよ」「馬鹿な...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...飛鳥山、向島、その他、諸所の櫻、多くはこれ也...
大町桂月 「東京の近郊」
...その各部分を諸所の都市に分配して曝し...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...昼前に銀座まで出掛けたら諸所の店前の立看板などが吹き飛ばされ...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...急いで諸所の大将へ触れられい」本陣からの再度の命令をうけると...
吉川英治 「上杉謙信」
...年暮(くれ)のうち、あの浅草観音堂裏や、市中の諸所に、黒々といた浮浪者の群れとは、まるで別な世界の人々のように、みな火照(ほて)ッた顔をそろえ、喜々として語らい、大きな口をあいて笑い、さながら一大家族の団欒(だんらん)に似ていた...
吉川英治 「大岡越前」
...諸所の役部屋も退(ひ)け...
吉川英治 「大岡越前」
...諸所の高札を仆して歩いたのは...
吉川英治 「大岡越前」
...この頃、さる人の携へて來た靈山子の、習畫帖といふやうな反古とぢを見たが、それを繰つてゆくと、よく崋山などがやつてゐたやうに、諸所の寺院、客室などでの遇目の古畫を、折あるごとに、手控へしてゐたことがわかる...
吉川英治 「折々の記」
...まだこの春頃は、手をかざしても、肉眼では見えなかった敵方の陣営が、春の末頃からは、諸所にその旗じるしが望まれるようになり、その包囲形(ほういけい)が、次第に圧縮(あっしゅく)されて来るにつれて、当初には、諸所各方面に、個々であった織田方の部隊が、いつのまにか連(つなが)り合って、しかも伊丹の町へ接触していた...
吉川英治 「黒田如水」
...諸所の崖くずれや仆(たお)れた門の修築を指図し...
吉川英治 「剣の四君子」
...けれど、こう説明を聞いてもまだ馬良は不安そうに、「この頃、諸葛孔明(しょかつこうめい)はお留守のいとまに、折々、漢中まで出てきて、諸所の要害を、いよいよ大事と固めている由です...
吉川英治 「三国志」
...寺や百姓のうちから頻々と出ておりますが」「さっそく諸所へ...
吉川英治 「私本太平記」
...太宰府へ向う途上、諸所において、少弐(しょうに)一族の抵抗はみたが、穴川口の戦い、太田清水の一戦、水木の渡し、菊池勢は行くところ破竹(はちく)の勢いでそれらに勝った...
吉川英治 「私本太平記」
...諸所一見できるのも...
吉川英治 「新書太閤記」
...おまえは元来諸所方々でちともてすぎる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...菅公の三番息子厩は、牧のほかにも、本屋の曲輪を中心として、小さいのが、諸所にあった...
吉川英治 「平の将門」
...コルドバの探検隊は沿岸の諸所で上陸を試みたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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