...諸所に問題がある...
...彼は諸所に手を出しすぎる...
...諸所での改革が必要だ...
...諸所での規制緩和を求める声がある...
...彼は諸所での成功を収めている...
...余は本篇の諸所に於て現存(げんぞん)のエスキモが好く此(この)石器時代人民に似たりとの事を記(しる)し置しが...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...わが父は諸所の漂浪永き後...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...諸所ノ道場ガ至ッテ義定ガ立ッテイテ...
中里介山 「大菩薩峠」
...大雨の跡をしのばせる水たまりが諸所に光って...
細井吉造 「二つの松川」
...諸所に分かち置かれしという...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...諸所に柵(さく)や砦(とりで)があって...
吉川英治 「上杉謙信」
...年暮(くれ)のうち、あの浅草観音堂裏や、市中の諸所に、黒々といた浮浪者の群れとは、まるで別な世界の人々のように、みな火照(ほて)ッた顔をそろえ、喜々として語らい、大きな口をあいて笑い、さながら一大家族の団欒(だんらん)に似ていた...
吉川英治 「大岡越前」
...殊に、諸所において、毎晩のような高札仆しが報ぜられると越前守は、(そち達は、日ごろ、何かにつけて、北町奉行に劣るまいと努めながら、この下手人のみは、北に渡すつもりか)と、左右太、義平太、勘蔵たちを、並べていった...
吉川英治 「大岡越前」
...諸所の高札を仆して歩いたのは...
吉川英治 「大岡越前」
...諸所のお味方をあつめて...
吉川英治 「三国志」
...怠るなと申しつかッて諸所見廻り中の者でおざる」「やあ...
吉川英治 「私本太平記」
...諸所のまもりを見廻って来たものだろう...
吉川英治 「私本太平記」
...諸所に勢ぞろいしていた万余の軍勢を一巡閲兵してまわると...
吉川英治 「私本太平記」
...諸所の崩(くず)れ...
吉川英治 「私本太平記」
...諸所の屯(たむろ)を...
吉川英治 「私本太平記」
...諸所の防備を見まわるため歩き出したが...
吉川英治 「新書太閤記」
...諸所の街道に高札(こうさつ)を立て...
吉川英治 「新・水滸伝」
...陸地にはまだ右往左往の捨てられたる味方の影が諸所諸方に望まれる...
吉川英治 「新・水滸伝」
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