...諸所に問題がある...
...彼は諸所に手を出しすぎる...
...諸所での改革が必要だ...
...諸所での規制緩和を求める声がある...
...彼は諸所での成功を収めている...
...諸所(しょしょ)の学会から表彰を受けましたが...
石原純 「ロード・ラザフォード」
...昼前に銀座まで出掛けたら諸所の店前の立看板などが吹き飛ばされ...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...その梁の諸所には...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それと同じやうに御厩河岸(おうまやかし)の渡(わた)し鎧(よろひ)の渡(わたし)を始めとして市中諸所の渡場(わたしば)は...
永井荷風 「水 附渡船」
...ソレガ徳ニナッテ路銀モ遣ワズニ諸所ヲ見テ来タ...
中里介山 「大菩薩峠」
...さしも満開を誇つた諸所の桜花(さくら)も...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...その壺へ諸所でできた中のすぐれた薫香を...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...世界の諸所方々が相変らず太平を謳っていることなどには...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...諸所の宮門はみな閉ざされ...
吉川英治 「三国志」
...けれど、こう説明を聞いてもまだ馬良は不安そうに、「この頃、諸葛孔明(しょかつこうめい)はお留守のいとまに、折々、漢中まで出てきて、諸所の要害を、いよいよ大事と固めている由です...
吉川英治 「三国志」
...用達しも出来ずにいたわけなんだね」「諸所に火の手は見えますし...
吉川英治 「私本太平記」
...立ち枯れの苗が諸所に見られ...
吉川英治 「私本太平記」
...柳営諸所の寄人(よりゅうど)だまりへふれわたされても...
吉川英治 「私本太平記」
...いまいかに恃(たの)む味方を諸所に失ったからといって...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜空も焦がす大篝火(おおかがりび)を諸所に焚きつらね...
吉川英治 「新書太閤記」
...諸所で敵の方へ当てていた“さぐり撃ち”であったらしい...
吉川英治 「新書太閤記」
...諸所に火を焚(た)け...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...その景親は、石橋山の合戦では、大いに意気を上げていたが、その後、頼朝の捲土重来(けんどじゅうらい)に遭って、諸所に敗れ、果ては、身の置き場もなくなったため、とうとう先頃わずかの部下をつれて降参して出た...
吉川英治 「源頼朝」
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