...諸所に問題がある...
...彼は諸所に手を出しすぎる...
...諸所での改革が必要だ...
...諸所での規制緩和を求める声がある...
...彼は諸所での成功を収めている...
...諸所の神社仏閣における彫刻や建築にも少なからぬ興味を惹(ひ)かれたのでした...
石原純 「アインシュタイン教授をわが国に迎えて」
...このような類似な詩形が諸所にあるのは偶然の一致かも知れない...
寺田寅彦 「短歌の詩形」
...胡卒(こそつ)は諸所の崖(がけ)の上から大石を投下しはじめた...
中島敦 「李陵」
...諸所放浪しているうちに...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...今まで穏(おだ)やかに諸所を縦覧していた連中が...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...ダムダム弾は近来諸所で製造するが随分高価なものであるから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...諸所にある立木が...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...さしも満開を誇つた諸所の桜花(さくら)も...
浜尾四郎 「殺人鬼」
...諸所において突如として転換していわゆる自督の文を記している...
三木清 「親鸞」
...諸所に柵(さく)や砦(とりで)があって...
吉川英治 「上杉謙信」
...山の諸所に分れている各部隊の陣所へであるらしい...
吉川英治 「上杉謙信」
...後方の占領圏内には、まっさきに潰滅した曹操の輜重隊が、諸所に、莫大な粮米(ろうまい)や軍需品を置き捨ててある...
吉川英治 「三国志」
...諸所くまなく見て歩いていた...
吉川英治 「三国志」
...また諸所の道にかかる落人(おちゅうど)どもの馬具...
吉川英治 「三国志」
...蜀の兵は朝霧をついて諸所の柵を打ち破り...
吉川英治 「三国志」
...もう諸所では合戦の最中だ...
吉川英治 「私本太平記」
...諸所の防備を見まわり...
吉川英治 「新書太閤記」
...ポルトガル人は九州沿岸の諸所の港に出入するようになり...
和辻哲郎 「鎖国」
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