「両刃之剣」の読み方・画数・意味
読み
画数
意味
利益と危険の両方があるもの
語源や由来
「両刃之剣」の語源は古代中国の兵法書『六韜』に由来する。武器として両刃の剣は切れ味が鋭いが、使い方を誤れば自分も傷つける危険性があることから、物事の利点と危険性を併せ持つ比喩として用いられた。日本では『平家物語』などで同様の表現が確認される。
「両刃之剣」の例文と使い方
ビジネス
新規事業の立ち上げは両刃の剣で、大きな利益をもたらす可能性がある一方、失敗すれば会社の存続を脅かすリスクもある。
ビジネス戦略を説明する際に使用し、リスクとリターンの両面を強調する。具体的なリスク要因を併記すると説得力が増す。
政治・社会
規制緩和は経済活性化という効果があるが、両刃の剣として格差拡大や環境破壊を招く恐れもある。
政策の複雑な影響を説明する際に適切。中立性を保つため、賛成・反対の立場に偏らないバランスの取れた表現が望ましい。
医療・テクノロジー
AIの医療応用は両刃の剣で、診断精度向上に寄与する反面、誤診の責任問題やプライバシー漏洩の危険性をはらんでいる。
技術の倫理的課題を論じる時に有用。専門用語の解説を加えると、一般読者にも伝わりやすくなる。
日常会話
SNSの利用は両刃の剣ね。便利だけど、使いすぎると現実の人間関係がおろそかになるわ。
比喩的に使う場合は「諸刃の剣」と混同しないよう注意。カジュアルな会話では「諸刃」より「両刃」の方が自然な場合が多い。
「諸刃の剣」とほぼ同義だが、「両刃」は客観的事実、「諸刃」は主観的危惧を強調する傾向がある。書き言葉では「諸刃」が好まれる場合も。
文脈別の「両刃之剣」の類義語・反対語
ビジネス・経済・戦略
医療・健康
投資・金融
技術・IT
「両刃之剣」は漢語調の硬い表現なので、状況に応じて「諸刃の剣」や「ダブルエッジ」など柔らかい表現を使い分けると効果的です。
各漢字の詳細
- 「両」
- 「刃」
- 「之」
- 部首:丶 てん
- 「之」の読み方
- 「之」の書き方・書き順
- 「剣」
中国語発音
「両刃之剣」を中国語で発音: