例文・使い方一覧でみる「龕灯」の意味

...壁の龕灯（がんどう）を眺めながら夢のような気持で考えていた... 壁の龕灯を眺めながら夢のような気持で考えていたの読み方
橘外男「陰獣トリステサ」

...眺めている龕灯に灯がとぼっても... 眺めている龕灯に灯がとぼってもの読み方
橘外男「陰獣トリステサ」

...それらの壁と壁との間には切子細工の龕灯（がんどう）が嵌（は）め込まれ... それらの壁と壁との間には切子細工の龕灯が嵌め込まれの読み方
橘外男「ウニデス潮流の彼方」

...龕灯の光を受けてぴちぴちはねた... 龕灯の光を受けてぴちぴちはねたの読み方
豊島与志雄「故郷」

...向こうに龕灯（がんどう）がある... 向こうに龕灯があるの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...龕灯（がんどう）の穴の一つからもれる光がその顔を下から照らしていた... 龕灯の穴の一つからもれる光がその顔を下から照らしていたの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...龕灯提灯（がんどうぢょうちん）を提（さ）げた男が... 龕灯提灯を提げた男がの読み方
夏目漱石「硝子戸の中」

...明かに龕灯返しの一枚扉ということが解ります... 明かに龕灯返しの一枚扉ということが解りますの読み方
野村胡堂「大江戸黄金狂」

...左の手に龕灯を提げ... 左の手に龕灯を提げの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...龕灯（がんどう）を高々と振り上げて平次を睨み据えました... 龕灯を高々と振り上げて平次を睨み据えましたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...「あッ」龕灯を取り落すと同時に飛込んだ平次... 「あッ」龕灯を取り落すと同時に飛込んだ平次の読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...横に置いた泥棒龕灯（がんどう）の灯（あかり）は... 横に置いた泥棒龕灯の灯はの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...龕灯の灯先を向けてやりました... 龕灯の灯先を向けてやりましたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...泥棒龕灯を古井戸の底へ差向けました... 泥棒龕灯を古井戸の底へ差向けましたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...床下から龕灯返しを塞（ふさ）がれ... 床下から龕灯返しを塞がれの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...いきなり袂龕灯（たもとがんどう）で照しつける... いきなり袂龕灯で照しつけるの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...私はというと龕灯（がんどう）（９）を二つひきうけたが... 私はというと龕灯を二つひきうけたがの読み方
エドガー・アラン・ポー　Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳「黄金虫」

...次第に強くなる（峠の方から登って来る人の手に持たれた龕灯の光）... 次第に強くなるの読み方
三好十郎「天狗外伝　斬られの仙太」

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