...今日は晴れているためかめっきり冷えますから」と早田が口添えするにもかかわらず...
有島武郎 「親子」
...フランシスとあべこべの精神の持主のお口添えでは...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...修道院の内部からなんとか都合のいい口添えをしてくれるかもしれなかった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...どうでもあなたのような方にあれこれと口添えをして貰わなければなりません...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...黒田長官さんの呼吸(いき)のかかったという羽振りのよい堀大主典の口添えによって有利にとらえようとする――そういう場合の...
本庄陸男 「石狩川」
...」と母も口添えしたが...
牧野信一 「昔の歌留多」
...山本為三郎氏等の口添えもあって大原孫三郎翁から民藝館建設のため金十万円の寄付を受け...
柳宗悦 「四十年の回想」
...弥兵衛の口添えぐらいで仕手に加わることはできないかもしれない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...四軒めに佐野正(さのしょう)からの口添えで...
山本周五郎 「柳橋物語」
...そばから口添えしたので...
吉川英治 「三国志」
...夫人の口添えもあったりして...
吉川英治 「新書太閤記」
...官兵衛が、口添えした...
吉川英治 「新書太閤記」
...利三口添えするであろう」「見損のうたか...
吉川英治 「新書太閤記」
...大夫へお口添えを願いたい』と云う...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...私が口添えいたしますから...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...烏丸家の口添えで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...貴方(あなた)からもお口添えを」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...これも沢庵が口添えしたり...
吉川英治 「宮本武蔵」
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