例文・使い方一覧でみる「齊」の意味

...あたりは一齊にざはめき立つ... あたりは一齊にざはめき立つの読み方
アーヴィング高垣松雄訳「驛傳馬車」

...坐客齊（ひと）しく和したり... 坐客齊しく和したりの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 森鴎外訳「即興詩人」

...衆一齊に之に同意し思はず鯨波を擧げる... 衆一齊に之に同意し思はず鯨波を擧げるの読み方
伊藤左千夫「古代之少女」

...若者一齊に査公の前に立ち竝び... 若者一齊に査公の前に立ち竝びの読み方
大町桂月「赤城山」

...――アカイア勢は一齊（いつせい）に君を襲ひて斃すべし... ――アカイア勢は一齊に君を襲ひて斃すべしの読み方
ホーマー　Homer 土井晩翠訳「イーリアス」

...270譬へば角の逞（たくま）しき鹿を或は山羊（やぎ）を追ひ、獵犬の群、獵人の群、一齊に進む時、峨々たる巖、繁る森、牲を救ひて隱れしめ、之を探りて見出すこと遂に彼等の運ならず、囂々として叫びあふ、其眼前に金毛の　275獅子現はれて、勇みたる一群攘ひ退（の）くるごと、アカイア軍勢一團となりて利劍を、兩刄（もろは）ある槍を揮ひつ敵軍を追ひつつ進む眼前に、プリアミデース・ヘクトール其陣中にあるを見つ、恐怖に滿ちて脚の下勇氣全く沈みさる... 270譬へば角の逞しき鹿を或は山羊を追ひ、獵犬の群、獵人の群、一齊に進む時、峨々たる巖、繁る森、牲を救ひて隱れしめ、之を探りて見出すこと遂に彼等の運ならず、囂々として叫びあふ、其眼前に金毛の　275獅子現はれて、勇みたる一群攘ひ退くるごと、アカイア軍勢一團となりて利劍を、兩刄ある槍を揮ひつ敵軍を追ひつつ進む眼前に、プリアミデース・ヘクトール其陣中にあるを見つ、恐怖に滿ちて脚の下勇氣全く沈みさるの読み方
ホーマー　Homer 土井晩翠訳「イーリアス」

...「江戸神田の木村嘉平といふ人が安政年間に島津齊彬に頼まれてそれをやつてゐる...
徳永直「光をかかぐる人々」

...また洋學年表安政元年の項によれば「島津齊彬曾て川本幸民の記述「遠西奇器述」を讀み西洋造船法を知りたれば其主九鬼侯に請ひ祿仕せしめたり」とあるし...
徳永直「光をかかぐる人々」

...齊彬から二代か以前の島津重豪などは... 齊彬から二代か以前の島津重豪などはの読み方
徳永直「光をかかぐる人々」

...齊昭はペルリの退帆が六月十二日... 齊昭はペルリの退帆が六月十二日の読み方
徳永直「光をかかぐる人々」

...齊昭の「通信通商を許さず」の方針は決定しても... 齊昭の「通信通商を許さず」の方針は決定してもの読み方
徳永直「光をかかぐる人々」

...氏夫れ二十年來鍛錬し得たる手腕を揮つて世間の群小を一齊屏息せしむるを得るや否や...
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...齊の桓公、晉の文公といふのは當時の覇者であります... 齊の桓公、晉の文公といふのは當時の覇者でありますの読み方
内藤湖南「大阪の町人學者富永仲基」

...尤も當時既に齊國は田氏で、姜姓の國は無くなつてゐるのに、稷下の儒家は何故姜姓の伯夷を入れる必要があつたかと云ふに、それは齊國は、田氏の代になつても其の崇拜する所は依然桓公管仲であつたからである...
内藤湖南「尚書稽疑」

...唐代には梁代に出來た華林遍略（六百二十卷）北齊に出來た修文殿御覽（三百六十卷）及び唐になつてから出來た藝文類聚... 唐代には梁代に出來た華林遍略北齊に出來た修文殿御覽及び唐になつてから出來た藝文類聚の読み方
内藤湖南「平安朝時代の漢文學」

...齊か宋か或は晋かも知れぬ... 齊か宋か或は晋かも知れぬの読み方
原勝郎「鞦韆考」

...伯夷・叔齊は孤竹國君の二子なり... 伯夷・叔齊は孤竹國君の二子なりの読み方
箭内亙訳註「國譯史記列傳」

...以二區區之齊一... 以二區區之齊一の読み方
司馬遷箭内亙訳註「國譯史記列傳」