...蒼生鼓腹して治を楽む...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...長谷寺(はせでら)に法鼓(ほうこ)轟(とどろ)く彼岸かな花の寺末寺(まつじ)一念三千寺御胸(おんむね)に春の塵(ちり)とや申すべき三月二十二日阿波野青畝(あわのせいほ)...
高浜虚子 「六百句」
...それから護国神社の大鼓...
種田山頭火 「松山日記」
...わが友! 汝の勇を鼓し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼これを以て自ら鼓舞す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...三味線ではなく太鼓が使われるのだった...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...一番目は「酒井の太鼓」で...
永井荷風 「深川の散歩」
...笛や太鼓の響きも聞えれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...軈て老人が鼓を膝へとると若者は鼓を左の肩へとる...
長塚節 「佐渡が島」
...盆踊り盆の踊りはみ霊(たま)のたむけ音頭とりさん屋台の上で太鼓打つやら鐘叩くやら「盆だ 盆だ」と皆出て踊る踊り見にゆこ提灯つけて七夕さまと歌七夕(たなばた)さまは竹が すき竹に 短冊歌が すき歌の 中でもどれが すき天智天皇「秋の田のかりほのいほの」歌が すき高津の宮の「高きやにのぼりてみればけむり立つ民(たみ)のかまど」の歌が すき相撲とり人形お相撲はヨイシヨナ...
野口雨情 「未刊童謡」
...その演奏を聴いてどんなに音楽愛を鼓舞されたことか...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「陣太鼓」といふのであつた...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...力強くゆっくりとやわらかに鼓動をつづけていった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「衣裳戸棚」
......
三好達治 「故郷の花」
...伊那丸の勇気(ゆうき)を鼓舞(こぶ)するため...
吉川英治 「神州天馬侠」
...好きな小舞や小鼓を所望して...
吉川英治 「新書太閤記」
...苦もなく一縄(いちじょう)に率いてこれを鼓舞(こぶ)している...
吉川英治 「新書太閤記」
...快よい鞦韆(ブランコ)の鼓動!あっ...
蘭郁二郎 「夢鬼」
便利!手書き漢字入力検索