...父と監督とが鼎座(かなえざ)になって彼の来るのを待っていた...
有島武郎 「親子」
...与十と鼎座(ていざ)になって三人は囲炉裡をかこんでまた飲みながら打解けた馬鹿話をした...
有島武郎 「カインの末裔」
...書生を合せて鼎座で箸を取つた...
有島武郎 「半日」
...主人が二人の客と鼎座して...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...鼎座(ていざ)して相語って忽ち器識の凡ならざるに嘆服し...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...それから川手氏と三人鼎座(ていざ)して...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...夜になれば鼎座に浪華節(なにはぶし)があり...
高村光太郎 「気仙沼」
...鼎座して愉快に飲んだ...
種田山頭火 「其中日記」
...局長と鼎座の席で...
久生十蘭 「魔都」
...官兵衛との三人鼎座(ていざ)であったが...
吉川英治 「黒田如水」
...鼎座(ていざ)になって...
吉川英治 「黒田如水」
...鼎座(ていざ)して...
吉川英治 「三国志」
...あの鼎座(ていざ)での...
吉川英治 「私本太平記」
...せっかく今日は三人邂逅(かいこう)の愉快な鼎座(ていざ)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鼎座(ていざ)の小酒盛りの果てに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...三人鼎座(ていざ)のまま...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
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