...刀鋸鼎(とうきょていかく)...
田中貢太郎 「続黄梁」
...まだ火に觸れぬ鼎七...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...据うべき二十おほいなる鼎造るに忙はし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...更に輝く三脚の鼎二つと四つの盤...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...肥後(ひご)の人宮部鼎蔵(ていぞう)と...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...恰かも群盲の鼎を評するが如き観あるは...
登張竹風 「美的生活論とニイチエ」
...井戸側はまるで鼎(かなえ)のわくような騒ぎになってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...名人大六雲鼎「人形の首を梟(さら)した...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...この中城に忠臣護佐丸(ごさまる)(毛國鼎)が城を構へたのは尚泰久王の時であつた...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...鼎斎が十八になっていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...鼎(かなえ)や、鉢や、平たい、円い籠がいる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...前者については佐久間鼎『ゲシタルト心理學の立場』(昭和十八年...
矢田部達郎 「心理學」
...松を焚いて燈火とするための石の平鼎(ひらがなえ)を用いていたのが...
柳田国男 「雪国の春」
...各種各色の議論は恰(あたか)も鼎(かなへ)の沸くが如く沸けり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...諸葛菜(しょかつさい)一三国鼎立(ていりつ)の大勢は...
吉川英治 「三国志」
...鼎(かなえ)のわくような混乱と物議が果てしなく夜を徹し...
吉川英治 「新書太閤記」
...鼎座(ていざ)の小酒盛りの果てに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――趙鼎(ちょうてい)...
吉川英治 「新・水滸伝」
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