例文・使い方一覧でみる「黯」の意味


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...今何故に斯くも然(あんぜん)たる絳泥(あかどろ)色に変色したりや...   今何故に斯くも黯然たる絳泥色に変色したりやの読み方
石川啄木 「閑天地」

...どす(ぐろ)い血痕の附着した一枚の紙をひろげて...   どす黯い血痕の附着した一枚の紙をひろげての読み方
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「無駄骨」

...然(あんぜん)となったのです...   黯然となったのですの読み方
田中英光 「オリンポスの果実」

...ところどころに墓を残して行く一家族の漂泊的(ひょうはくてき)生活をかれは考えて然(あんぜん)とした...   ところどころに墓を残して行く一家族の漂泊的生活をかれは考えて黯然としたの読み方
田山花袋 「田舎教師」

...里になぞやらなくつても好かつたのに――』『本当だ――』父親も母親も然としてゐた...   里になぞやらなくつても好かつたのに――』『本当だ――』父親も母親も黯然としてゐたの読み方
田山録弥 「草みち」

...紅色のすごき血は疵口よりし流れ出づ...   黯紅色のすごき血は疵口よりし流れ出づの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...勇將穿つ胸甲は凄く紅の血に染みぬ...   勇將穿つ胸甲は凄く黯紅の血に染みぬの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...玉川電車で帰る東京の娘を見送って「別れるのはつらい」と然(あんぜん)として云った...   玉川電車で帰る東京の娘を見送って「別れるのはつらい」と黯然として云ったの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...其処の墓地の石の下から出て来たかと思わるゝ様な凄(すご)い(くら)い顔をして居る...   其処の墓地の石の下から出て来たかと思わるゝ様な凄い黯い顔をして居るの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...周囲(あたり)の(くら)い緑に競(きそ)う...   周囲の黯い緑に競うの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...青(あんせい)に光る空...   黯青に光る空の読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...召類篇には史を史默に作つてあるが...   召類篇には史黯を史默に作つてあるがの読み方
内藤湖南 「爾雅の新研究」

...さすがに然(あんぜん)となって...   さすがに黯然となっての読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...」彼はかう思つて独り然とした...   」彼はかう思つて独り黯然としたの読み方
平出修 「逆徒」

...黒(くらやみ)の中(うち)からヌッと半身を捉出(ぬきだ)して...   黯黒の中からヌッと半身を捉出しての読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

......   の読み方
牧野富太郎 「植物記」

...英国ノルウェー北米等の海から稀に獲るネレイス・ヴィレンスちゅう大ゴカイの長(たけ)一フィートより三フィートで脊色深紫で所々青(あんせい)また緑ばかりで光り...   英国ノルウェー北米等の海から稀に獲るネレイス・ヴィレンスちゅう大ゴカイの長一フィートより三フィートで脊色深紫で所々黯青また緑ばかりで光りの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...次にアジアの野驢、これは耳大にも小にも過ぎず、尾は長い方、背条褐で、頭より尾に通り(たてがみ)あり...   次にアジアの野驢、これは耳大にも小にも過ぎず、尾は長い方、背条黯褐で、頭より尾に通りありの読み方
南方熊楠 「十二支考」

「黯」の読みかた

「黯」の書き方・書き順

いろんなフォントで「黯」


ランダム例文:
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チーズローリングと世界一硬いチーズ

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