例文・使い方一覧でみる「黯」の意味


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...画楼簾裡(ぐわろうれんり)に淡(あんたん)たるの処...   画楼簾裡に黯淡たるの処の読み方
芥川龍之介 「開化の殺人」

...然(あんぜん)として黄昏(くわうこん)に及んだ...   黯然として黄昏に及んだの読み方
石川啄木 「悲しき思出」

...痣(くろあざ)が大き過ぎる様な気がするのだ...   黯痣が大き過ぎる様な気がするのだの読み方
江戸川乱歩 「一寸法師」

...里になぞやらなくつても好かつたのに――』『本当だ――』父親も母親も然としてゐた...   里になぞやらなくつても好かつたのに――』『本当だ――』父親も母親も黯然としてゐたの読み方
田山録弥 「草みち」

...この辺土に墓となつた征西将軍宮(せい/\しやうぐんのみや)の事蹟(じせき)を考へて然(あんぜん)とした...   この辺土に墓となつた征西将軍宮の事蹟を考へて黯然としたの読み方
田山花袋 「父の墓」

...然(あんぜん)として吾(われ)も黙した...   黯然として吾も黙したの読み方
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」

...冷たい(くら)い冥府(よみ)になった...   冷たい黯い冥府になったの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...玉川電車で帰る東京の娘を見送って「別れるのはつらい」と然(あんぜん)として云った...   玉川電車で帰る東京の娘を見送って「別れるのはつらい」と黯然として云ったの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...其処の墓地の石の下から出て来たかと思わるゝ様な凄(すご)い(くら)い顔をして居る...   其処の墓地の石の下から出て来たかと思わるゝ様な凄い黯い顔をして居るの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...周囲(あたり)の(くら)い緑に競(きそ)う...   周囲の黯い緑に競うの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...私は然とした...   私は黯然としたの読み方
豊島与志雄 「樹を愛する心」

...召類篇には史を史默に作つてあるが...   召類篇には史黯を史默に作つてあるがの読み方
内藤湖南 「爾雅の新研究」

...硬骨漢(こうこつかん)汲(きゅうあん)が退いた後は...   硬骨漢汲黯が退いた後はの読み方
中島敦 「李陵」

......   の読み方
牧野富太郎 「植物記」

...独り然(あんぜん)と予覚するのであった...   独り黯然と予覚するのであったの読み方
松永延造 「ラ氏の笛」

...英国ノルウェー北米等の海から稀に獲るネレイス・ヴィレンスちゅう大ゴカイの長(たけ)一フィートより三フィートで脊色深紫で所々青(あんせい)また緑ばかりで光り...   英国ノルウェー北米等の海から稀に獲るネレイス・ヴィレンスちゅう大ゴカイの長一フィートより三フィートで脊色深紫で所々黯青また緑ばかりで光りの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...次にアジアの野驢、これは耳大にも小にも過ぎず、尾は長い方、背条褐で、頭より尾に通り(たてがみ)あり...   次にアジアの野驢、これは耳大にも小にも過ぎず、尾は長い方、背条黯褐で、頭より尾に通りありの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...気味わるく歯を露(あら)わしている(くろ)ずんだ唇――それ等のものが永久の眠りを語っているのだ...   気味わるく歯を露わしている黯ずんだ唇――それ等のものが永久の眠りを語っているのだの読み方
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「青蠅」

「黯」の読みかた

「黯」の書き方・書き順

いろんなフォントで「黯」


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異文   いるす   産む  

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