...雪(ゆき)なす富士額(ふしびたい)にくっきりと黛(まゆずみ)が描(えが)かれて居(お)ります...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...今なら女優というような眩(まぶ)しい粉黛(ふんたい)を凝らした島田夫人の美装は行人の眼を集中し...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...黛(まゆずみ)をグッとひきのばしたように...
海野十三 「西湖の屍人」
...それは黛(まゆずみ)で画いた眉の細長く曲っていて美しい...
田中貢太郎 「嬌娜」
...焦げ色に刷(は)かれた青黛(せいたい)の肌の所々に...
徳田秋声 「仮装人物」
...粉黛が之なのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
......
永井荷風 「向嶋」
...いささか粉黛(ふんたい)を施し...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...また若き妻に聞きて白髪を抜き白粉(おしろい)を面に塗り青黛(せいたい)を眉(まゆ)に描く...
南方熊楠 「十二支考」
...どうして黛子姉さんをお殺しになったのですか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...黛芬姉妹の夫婦愛の極致を顕(あら)わしていることはたやすく解るだろう……とにかくズット先まで開いて見たまえ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...必要もない新しい犠牲を求めて歩いたのは何故か……黛夫人の遺骸が白骨になり終るのを...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...長安の粉黛(ふんたい)はみな色を消すだろう」「太師には...
吉川英治 「三国志」
...身も焦(や)くような黛(まゆ)をちらと...
吉川英治 「私本太平記」
...黛(まゆずみ)で描いたように...
吉川英治 「新書太閤記」
...姫の黛(まゆ)である...
吉川英治 「親鸞」
...粉黛(ふんたい)をさせ...
吉川英治 「親鸞」
...白々とした粉黛(ふんたい)の顔に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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