...あとは黙々として...
海野十三 「地球盗難」
...私は黙々として四はい五はいと飲みつづけているうちに...
太宰治 「メリイクリスマス」
...今や黙々として語るに言葉もなく私はもっぱら麦酒(ビール)ばかりガブガブと飲み...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...黙々として引っ張り廻されていたであろう恰好(かっこう)が...
谷崎潤一郎 「細雪」
...寿さんが黙々として労働してゐることは尊い...
種田山頭火 「其中日記」
...喧騒(けんそう)を離れて黙々と勉(つと)めてるすぐれた人々...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...膝(ひざ)と腹とで黙々たる彼女の身体に擦(す)れ合った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...主(しゅ)にたいする黙々たる激昂(げっこう)の悪戦苦闘だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...上野の老杉(ろうさん)は黙々として語らず訴へず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...そのときソバケーヴィッチは黙々として...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...恐怖の極北で黙々として巧みに位置を保つことに専念だつた...
牧野信一 「西瓜喰ふ人」
...黙々と椅子によつてゐるのだ...
牧野信一 「ブロンズまで」
...安房(あわ)の海辺へでもゆこうか」師弟三名、また黙々と、旅へ出かけた...
吉川英治 「剣の四君子」
...建安十二年十二月吉日再拝「帋筆(しひつ)をお下げあれ」「おすみになりましたか」「先生がお帰りになられたらはばかりながらこの書簡を座下に呈して下さい」云いのこして、玄徳は堂をおり、関羽、張飛をつれて、黙々、帰って行った...
吉川英治 「三国志」
...黙々と軍事を見ている...
吉川英治 「新書太閤記」
...「…………」信玄は、黙々として、誰にも答えを与えない...
吉川英治 「新書太閤記」
...また独りで黙々と飯を食べている六部(ぶ)があるし...
吉川英治 「宮本武蔵」
...黙々と呼吸(いき)を整えながら...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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