例文・使い方一覧でみる「黙々」の意味


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...黙々として棋子を下しはじめた...   黙々として棋子を下しはじめたの読み方
芥川龍之介 「酒虫」

...あとは黙々として綱をたぐり...   あとは黙々として綱をたぐりの読み方
海野十三 「怪塔王」

...めいめいで口をきいてめいめいの意見を吐露すべき会合の席上でいつでも黙々として始めからおしまいまで口を利かない人がある...   めいめいで口をきいてめいめいの意見を吐露すべき会合の席上でいつでも黙々として始めからおしまいまで口を利かない人があるの読み方
寺田寅彦 「柿の種」

...黙々たる陰険なこの町は...   黙々たる陰険なこの町はの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...彼は黙々として書き続けた...   彼は黙々として書き続けたの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...黙々として静かにホークを取っただけで...   黙々として静かにホークを取っただけでの読み方
長谷川時雨 「九条武子」

...それきり相手の将校は黙々と立去つたのである...   それきり相手の将校は黙々と立去つたのであるの読み方
原民喜 「小さな村」

...黙々として話を聞き終ると金(かね)ならば金...   黙々として話を聞き終ると金ならば金の読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...再びこの部屋はその奇怪な活動を黙々と続け出すのだ...   再びこの部屋はその奇怪な活動を黙々と続け出すのだの読み方
横光利一 「上海」

...われは黙々として妄動す...   われは黙々として妄動すの読み方
與謝野寛 「妄動」

...謙信がいかに日頃から士の養成に細心な気くばりを傾注しているか――またそれを鉄則としている全家中が黙々と有事の日に備えて自分を鍛え合っているか――想像以上なものがそこにはあった...   謙信がいかに日頃から士の養成に細心な気くばりを傾注しているか――またそれを鉄則としている全家中が黙々と有事の日に備えて自分を鍛え合っているか――想像以上なものがそこにはあったの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...黙々と、ひとり山を下って行くらしい様子なので、従者が、あわてて、「どちらへ?」と、訊ねたが、官兵衛は、「――麓(ふもと)まで」と、簡単に答え、なお、「輿(こし)は要(い)らんぞ、輿はいらんぞ」手を振りながら――跛行(びっこ)ではあるが――上手(じょうず)に杖にすがりながら、ぴょんぴょんと、軽く跳(と)ぶように山道を降り始めていた...   黙々と、ひとり山を下って行くらしい様子なので、従者が、あわてて、「どちらへ?」と、訊ねたが、官兵衛は、「――麓まで」と、簡単に答え、なお、「輿は要らんぞ、輿はいらんぞ」手を振りながら――跛行ではあるが――上手に杖にすがりながら、ぴょんぴょんと、軽く跳ぶように山道を降り始めていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...弦之丞とお綱とは黙々としておぼろな影を新吉の後に添わせてゆく...   弦之丞とお綱とは黙々としておぼろな影を新吉の後に添わせてゆくの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...黙々と木戸を開け...   黙々と木戸を開けの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...「……よしっ」そういうと、彼は、暗い山笹(やまざさ)の小径(こみち)をひろって、黙々と、館のほうへ降りて行った...   「……よしっ」そういうと、彼は、暗い山笹の小径をひろって、黙々と、館のほうへ降りて行ったの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...いんぎんに迎える家従らは、黙々、彼を広い客間へ通した...   いんぎんに迎える家従らは、黙々、彼を広い客間へ通したの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...彼女は黙々として寝台の枕もとに立っていましたが...   彼女は黙々として寝台の枕もとに立っていましたがの読み方
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」

...黙々と煙をふかしていた...   黙々と煙をふかしていたの読み方
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」

「黙々」の読みかた

「黙々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「黙々」

「黙々」の英語の意味


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弱虫   ハイハードル   白書院  

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