...昌黎(しやうれい)屹(きつ)と其(そ)の面(おもて)を睨(にら)まへてあり...
泉鏡花 「花間文字」
...黎明(しののめ)の空(そら)を...
薄田淳介 「白羊宮」
...つゞいて黎々火来...
種田山頭火 「行乞記」
...黎々火君の純情にうたれる...
種田山頭火 「其中日記」
...かへつてゆくうしろすがた(黎々火君に)・ともかくもけふまでは生きて夏草のなか・ぽとりぽとり青柿が落ちるなり七月九日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...黎君に若い日本人としての情趣があり...
種田山頭火 「其中日記」
...黎君ありがたう、子規全集を読んで...
種田山頭火 「其中日記」
...雲平さんを訪ねた、不在、奥さんも留守、待つてゐる気も出なくて、電車で門司へ急いだ、局に黎々火君を訪ねる、久しぶりだ、今日は四月馬鹿なので来訪者の呼出しも嘘だと思つたので長く待たせてすまなかつたといふ、昼食を共にし、後刻駅の待合室で会ふことを約して別れた、私はそれから銀行に岔水君を訪ねた、都合の悪いことには宿直で、しかも年度がはりで多忙で、とても時間の余裕もからだのひまもない、暮れ方に黎君と同道して訪問して寸時話して、私たち二人は海峡を渡つた、そして下関で握鮨など食べて、さようなら、黎君、早く結婚したまへ!昨日今日何だかいら/\してたまらない、一人ぶら/\歩いては飲み、飲んでは歩いた、酔つぱらつた、腹がいつぱいになつて財布がからつぽになつた、たうとう待合室のベンチに寝込んでしまつた!四月二日 日本晴、埴生...
種田山頭火 「道中記」
...両者は機関紙『イスクラ』(火花)と『ザリャー』(黎明)とに拠って経済主義への偏向の克服と中央集権的革命党への結成とのために戦ったのである...
戸坂潤 「辞典」
...徹夜をして、黎明の頃に、バットの真髄が分るのだと云っていた...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...くだんの赤い長上衣(スヰートカ)の怖ろしい取沙汰も黎明(しののめ)の光りと共に消え失せた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...まだ黎明(しののめ)の頃ほひ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...花は黎明の前後に開き午後には閉じるのであります...
牧野富太郎 「植物記」
...万事が新しい初めの黎明期であらうがどうであらうが...
水野葉舟 「言文一致」
...国は次第に近世の黎明(れいめい)になったのである...
柳田国男 「山の人生」
...黎明の物悲しい霧が立ちはじめた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...時代の黎明(れいめい)の来るのを...
吉川英治 「黒田如水」
...黎陽(れいよう)まで進出してきたと聞いて...
吉川英治 「三国志」
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