...「此夜(よ)(八)の八を草して黎明(れいめい)に至る...
芥川龍之介 「雑筆」
...* * *外の摸様はもうよほど黎明らしくなっている...
アルチバシェッフ M. Artzibaschew 森鴎外訳 「罪人」
...昌黎(しやうれい)...
泉鏡花 「花間文字」
...米国の独立戦争もレキシントンから巴黎条約までが七年間である...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...あるいは太洋の真中における黎明を見ねばならぬ...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...黎明(しののめ)の空(そら)を...
薄田淳介 「白羊宮」
...女は毎晩のように喬生の許(もと)へ来て黎明(よあけ)になって帰って往った...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...黎々火君からはへちまのたね...
種田山頭火 「行乞記」
...増(マヽ)富黎々火さんが大山澄太さんと打合せてをいた通りに来庵...
種田山頭火 「其中日記」
...門司に渡つて、岔水君徃訪、さらに黎君徃訪...
種田山頭火 「其中日記」
...雄郎和尚から絵葉書と詩歌八月号清臨句集黎明...
種田山頭火 「鉄鉢と魚籃と」
...黎明(よあけ)の凱旋神々も...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...花は黎明の前後に開き午後には閉じるのであります...
牧野富太郎 「植物記」
...黎明(しののめ)のように蒼じろく美しい彼女(あれ)の顔も...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...心がそれに向つて激しい鼓動をして――さぞ黎明の初々しい勇ましさが有つた事であらう――ゐる時に...
水野葉舟 「言文一致」
...転知黎庶帰明主...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...鬼目博士の論文なら嘗(かつ)て亜黎子未亡人の処で読んだ事がある...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...黎明(れいめい)の一瞬に...
吉川英治 「剣の四君子」
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