...外にあつて昌平黌と云ふ所を斥(さ)すべき文字である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...始て諸国に同名の黌舎(くわうしや)があつたことを知つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又昌平黌に於ける進退出処も略(ほゞ)窺ひ知ることが出来る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...昌平黌の司貨(しくわ)を職としてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...九月江戸昌平黌に遊学する前...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...昌平学校は古林の東辟後に起した所の医黌の址ださうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是月孫本町温知医黌の医学教諭となり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...尋(つ)いで昌平黌(しょうへいこう)に通うことになった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...昌平黌(しやうへいくわう)に講説し...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...東京に出でて予備黌(よびこう)に通いしときも...
森鴎外 「舞姫」
...昌平黌に入るには林か古賀かの門に入らなくてはならなかったのである...
森鴎外 「安井夫人」
...翌年仲平は昌平黌の斎長(さいちょう)になった...
森鴎外 「安井夫人」
...そのころ昌平黌(しょうへいこう)の教官で平松なにがしという学者がいた...
山本周五郎 「菊千代抄」
...かれは江戸へのぼって昌平黌(しょうへいこう)へ入学することを願い出た...
山本周五郎 「新潮記」
...いまにきっと昌平黌でも人の上に出てみせます...
山本周五郎 「日本婦道記」
...「昌平黌(しょうへいこう)じゃあ松室寧斎(まつむろねいさい)のまな弟子だったんだぜ」「学問と瓦版とはまるで違うんだが...
山本周五郎 「へちまの木」
...昌平黌(しょうへいこう)からの知りあいであるが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...済々黌の井芹経平氏から遺物に贈られて持っているN氏の達磨図(だるまず)...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索